現代の飲食店は笑顔がない
今年の夏頃からちょくちょくウーバーイーツ の配達員として働いたりしています。
やってみた感想は、フリーランスの方や働き方改革で定時で会社を追い出される方にはオススメの副業です。
今回は実際に配達している時の出来事などを紹介していきたいと思います。
ウーバーイーツの配達員をやっているといろんなことに遭遇します。
これはウーバーイーツ をやっていてよかったことの1つ。
色々な飲食店の現場の働き方を配達員として見ることができる
・従業員のお客様への対応
・ウーバーイーツ 配達員へのお店からの対応
・忙しい店
・暇な店
・チェーン店
・個人店
・有名店
・プラス配達した先のお客様の反応
まさにいろんな経験ができます。
こういったブログや将来飲食店を出したい。
将来飲食関係に就職したいと考えている人には打って付けの仕事だと思います。
さてここからが本題ですが、私が思い知らされたのは飲食店で働く人の笑顔のなさに他なりません。
私がバイトで飲食店で働いていた時は、今から15年ぐらい前にもなります。
その当時は外国人労働者は少なく、だいたい日本人が日本人を接客していたと認識しています。
忙しくても笑顔を絶やさない。
それは、お客さんがただ料理を求めてきているわけではないから。
その当時、私はよくそんなことよくを教えられました。
今の飲食店またはコンビニを見る限り、笑顔を絶やさず
一生懸命楽しく仕事している人を拝見しない。
ただ、お金のためマニュアルのため働く。
非常に無機質でニュートラルな飲食店をよく見ます。
そういった店は、食事にいっても味がよくても美味しくない。
・そこに接客のおもてなしや笑顔がないから
・ただ作業されて作られた料理が・・・・・
・ただお金のために無理やり運ばれてきた料理が・・・・
・笑顔もなくなんの感情もなく運ばれてきた料理が・・・・
・美味しいと思えるわけがない。
・それを美味しいと思ってしまったら日本のおもてなし文化は終わり
・料理はロボット産業の一部になる。
なぜそんな風になってしまったのか
ある某チェーン店での仕事風景を紹介します。
夜7時ぐらいだったでしょうか。
繁華街の中にある某チェーン店に配達の依頼があり
料理を取りにいきました。
夜7時ということもあり
お店の中はほぼ満席状態。
そんななかホールの人1人、調理の人1人でやっているお店がありました。
プラスウーバーイーツ、持ち帰りの人たち
店員さんも思わず叫ぶように言葉を発します。
ただいまお時間頂いれおります。申し訳ありません。
その言葉には謝っているという言葉(マニュアル通り)ではなく
怒りのようなものを感じました。
さすがに見ていてどう考えても無理だと私も思いました。
サラリーマンの方がドンドン入ってきます。
中国の外国人旅行者もドンドンはいってきます。
お客さん帰ります。
片付いてないけどとりあえずお客さん座ります。
もうカオスでしかありませんでした。
ただいまお時間頂いれおります。申し訳ありません。
なぜそんなことがおきるのか?
なぜその時間帯で2人で作業しようと思ったのか?
働いている2人の考えは手にとるようにわかりました。
おいおい無理だって2人しかいないんだから
もうこなくていいよ!!
よく見てよ満席でしょ!!
完全にテンパってる感じわかってよ!!
なんで俺だけ?!!
店長何してんだよ!!!
この状態で起こることは
従業員の仕事の意識の低下。
従業員の離職率の増加。
お客様の満足度の低下。
チェーン店全体のお店のイメージ低下。
片付けされていない汚い店。
なんで怒りながら仕事してんだ!!
できれば2度と使いたくない。
料理の作りがだだくさ。
売り上げの上昇と時間に対する人件費の低下。
現代の働き方はこうなってしまったのか?
人手不足人手不足と言っていますが、
こういった働き方が蔓延しているなら、
人手不足になっても当然であります。
上の人間が頑張らなければ
組織は崩壊する。
見えないところで頑張っているんだといっても意味はありません。
理解してもらえなければどんなに頑張っても
それは誰がやったのかわからないから。
これから飲食は全てロボットが作ることになるのか?
そういった来ることを予見させる上記の体験でもありました。
人間が作った料理なんか食べられるか!!!!
そんな時代がこないことを説に願います。