F1なんて時代遅れ?金と情熱と投資が渦巻くとんでもない世界

 

 

 

 

 

鈴木亜久里

  

元F1ドライバーで最高年収は10億円

 

そんな彼は、自分のチームを所有することになる

 

 

スーパーアグリ 


2006年から2008年スペインGPを最後に撤退

 

 

Focus

・F1のエントリーするだけで55億円が必要

 

・チームの年間費用120億円(トップチームは年間700億円)

 

・エンジン1基で1億円 2000キロ3レースでエンジンは取り替え

 

・ホンダのエンジンを使用

 

・旅費年間20億円

 

・1週間で2億円を使っていくような世界

 

 

 

 

お金はどうするのか?

当然個人でそんな資金は用意できないので、借りることになります。

 

最初のお金は50億円を1人の日本人から借りる

 

が、その後資金難に陥ります。

 

メインスポンサー契約した企業が未払いで頓挫

 

中東の投資会社ドバイ・インターナショナル・キャピタルへオーナーシップを譲る交渉を続けるが土壇場で破棄。

 

最終的にF1撤退・チーム解散となります。

 

 

もうF1をみるのも嫌だと発言

 

 

 

プライベーターで参戦するのは、本当に難しいことがよくわかります。

 

 

 

 

 

主なF1プライベーターチーム

 

ウィリアムズ  オーナー変更現在はアメリカの投資会社

レッドブル・レーシング

スクーデリア・トロ・ロッソ

ザウバ

 

など

 

 

 

 

 

プライベーターチームの資金源

 

主に

 

スポンサー料

FOMからのTV放映料の分配金

ドライバーの持ち込み

関連グッズ

 

としても、最低でも年間120億円(トップチームは年間700億円)かかりますから、常に資金難に陥ることでしょう。

 

 

 

Focus

ドライバーの持ち込みとは?


 

ドライバーは優秀であることもさることながら、持参金を持ってこないとシートを獲得できない。

だいたい持参金20億円を用意しなければいけない。

よっぽどのお金持ちか、小さな頃から地道に下位カテゴリーで活躍し、個人スポンサーをつけていく(レーシングスーツのワッペン)ことしか方法はない

 

 

 

 

しかし、F1で優勝しトップドライバーになればとんでもない金額を稼ぎ出せる

 

 

 

 

年俸や賞金・スポンサ契約を含んだトップドライバの全盛期

ルイス・ハミルトン 68億円
ミハエル・シューマッハ 93億円
フェルナンド・アロンソ 45億円
セバスチャン・ベッテル 56億円
フェルスタッペン 27億円

 

 

 

 

 

 

ワークスチーム

 

フェラーリ

 

メルセデス・ベンツ

 

BMW

 

ホンダ

 

ルノー

 

アストンマーチン

 

 

メーカーの看板でレースに参戦。

負けるわけにはいかない戦いとなります。

 

 

 

 

 

なぜ自動車メーカーはF1に参戦するのか?

 

 

1つは企業ブランドイメージのため


 

世界中で見られるF1は世界で販売される自動車メーカーからしてみれば絶好の広告になります。

 

優勝 = 市販車も素晴らしい?とは必ずしも違う(実際にF1の技術は市販車で使われていない)と思いますが、それでも上位にあるようなチームのメーカーは素晴らしい性能ということを印象付けます。

 

 

 

 

 

従業員を鼓舞するため


 

自分で働いているメーカーのチームが世界のトップカテゴリーで戦っている。

 

それは従業員とって誇らしい。

 

共通の意識を従業員に持たせることで指揮をあげることができる。

 

さらに優勝争いをして世界が注目するようならば・・・・・熱狂 = 従業員は頑張る。

 

企業が所有する野球チームやサッカーチーム・バスケットチームなんかと似ていますね。

 

 

 

 

限界の挑戦


 

F1を見たことがある人はわかると思いますが、時速200キロでコーナーを曲がっていく。

車とは思えないような動きをしながら曲がっていきます。

 

 

 

 

 

空力

タイヤ

エンジン

ブレーキ

 

すべてのものが限界を超えるぐらいの場所で作られ、試行錯誤され続けている。

 

 

 

 

 

 

 

F1のスポンサー

 

 

 

           
 

 

F1全盛期の頃はタバコ会社が大きなスポンサーとなっていました。

 

マルボロ

マイルドセブン

ラッキーストライク

キャメル

WEST

 

それだけタバコというのは、世界中で消費され、利益率がめちゃくちゃいい商売。

人の健康を害するもので法律に違反しないことで、莫大な利益を得ています。

 

これだけたばこの健康被害が問題視されていても

 

JT  2021年

売上2兆3000億円

純利益 3300億円

 

マルボロ IQOSのフィリップモリスは

売上 760億ドル(約9兆円)

 

中毒性のものですから、体に悪いと思っても簡単にはやめられない。

 

 

 

 

 

今のF1メインスポンサー


 

ROLEX   時計  スイス

DHL    輸送   ドイツ

アラムコ  石油  サウジアラビア

ピレリ   タイヤ  イタリア

ハイネケン ビール  オランダ

エミレーツ 航空   ドバイ

INEOS   化学   イギリス

UBS    銀行   スイス

 

ヨーロッパとアラブ系の企業が幅を利かせていますね

 

 

 

 

 

 

今後のレース業界はどうなっていくのか?

 

今後電気自動車が普及していくにつれて、F1の電気版

フォーミュラーEが人気になっていくかもしれません。

 

 

 

 

また、メタバースの到来で、

ゲームの中で本物のF1マシンを実際に運転しているかのようなクオリティーで操縦できるようになるかもしれません。

 

 

 

日本での地上波放送も無くなりましたし、車離れも激しい日本。

 

給料の大半を車に注ぎ込むという若者もだいぶ減ったと思います。

 

レース自体はなくならいと思いますが、全盛期のような人気は厳しいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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