なんで従業員の所得が上がらないのか?経営者は無駄なことには1円も出したくない

 

 

 

 

円安

 

物価上昇

 

社会保障費値上げ

 

給料が全く上がらない。むしろ手取りが少なくなった従業員の人たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日毎日 会社のために一生懸命働いているのに、なぜ?

 

なぜこんなにも幸福感を感じられないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

理由

 

経営者は無駄なことには一円も使いたくないからです。

 

 

 

経営者。特に成功してお金持ちになったような人たちの考え

 

 

普段の10円や100円の損得が非常に気になります。

 

 

例えば、電気代、コピー紙の無駄使い、使わない事務用品、残業代

 

こういった毎月の10円や100円の違いが非常に気になる。

 

 

・節約しろ

 

・綺麗に最後まで使え

 

・無駄使いするな

 

・キレイに掃除しろ

 

・その残業は認めない

 

 

 

基本的にこんな感じ。

 

 

 

 

じゃあなんでもかんでも節約するのかと言われたら、そうじゃない。

 

 

自分の決めたことには何千万というお金を平気で使います。

 

 

例えば

・株

・車

・時計

・食事

・クラブのホステスさん

・その他自分の趣味

 

 

普段は常に値段にシビアな人でも、欲しいと思ったものには、いくらでもつぎ込む。しかし、日頃の100円や1000円は非常にケチる

 

 

 

 

 

これが成功の秘訣

 

 

 

 

ここぞという時に、ベットできるかできないか


 

1代でお金持ちになった人は、特にこういう人が多いです。1円でも無駄なことに損することは嫌だ。

 

でも、自分に対して利益や優越感を出してくれるならば、惜しみなくお金を使う。

 

 

・1000万円使って1億円の収益が出る

 

・1000万円の車を買って(社用車として)、優越感を得る

 

・お気に入りのホステスさんに1000万円(経費)使って自分のものにする

 

・100万円の贈り物をして、3000万円の仕事を受注する

 

 

基本的に、ドラマのような人情や情熱や努力なんかでは、うまくいかない。

 

人情や努力に漬け込んで、安く安く使われるのがオチです。

 

 

100万使って1000万の利益を得る

1000万円使って1億の利益を得る

1億使って10億の利益を得る。

 

 

大金が動くところ、特に自動車関係や、不動産関係、建築、商社なんかでは、毎晩のように担当者は下請けから接待されます。

 

接待することで仕事をもらう。

 

接待 = お金です。

 

技術力が対して変わらないのならば、人情や情熱や努力では仕事をもらえません。最終的な決断は、コネか担当者の自分にどれだけのことをしてくれるか。

 

 

 

 

 

           
 

 

 

 

 

 

 

さて、従業員の皆さん

 

 

給料が上がらない

 

手取りが下がる一方

 

毎日が苦痛

 

パワハラ

 

 

これは経営者にとって、その人たちは、上記のことに当てはめると、無駄なことに1円たりとも給与を上げたくないということになります。

 

 

 

 

そんな風に思われているなら辞めてやる。

 

そんな会社こっちから願い下げだ。

 

そう思うことでしょう。

 

しかし、経営者からすれば、あっそう。じゃあ退社の手続きしとくね。そんなもんです。

 

 

おい、みんなこんな会社辞めようぜ みんなで一斉にやめれば倒産だ。

 

しかし、いつも一緒に愚痴を言っている仲間は、なぜか足取りが重い。

 

 

 

 

・いや〜退社まではちょっと

 

・生活もあるし、次の会社もすぐ見つかるかどうかわからないし

 

・今辞めたら、また0からのスタートじゃん

 

・家庭があるからやっぱやめとくわ

 

 

 

どんなに不満があっても、どんなに愚痴を言っていても実際のところ行動する人はごく僅かです。

 

 

 

 

 

 

日本の全ての会社で、こういったシステムが構築されている。


 

 

従業員は安い給料で働かせる

 

従業員を雇ってやっている

 

代わりはいくらでもいる

 

だから、ブラックな会社が生まれる

 

無理な労働が生まれる

 

いつまでも賃金が上がらない

 

 

 

 

ほぼ全ての企業の従業員  大企業も中小も零細も。このシステムができています。

 

 

だから、結果的に今の会社を辞めて違う会社にいっても、同じようなことが起こり続けます。

 

 

 

 

残念ながら、従業員が幸せになるであろう会社は、一部の大手大企業くらいです。

 

 

その大手大企業が莫大な利益最高な福利厚生を得る代わりに、下請けの企業の利益が搾取されているだけですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから抜け出すには・・・・・・・・・

 

 

誰かになる必要があります。

 

 

誰かになる


これは、

 

・自分がいなければ、回らない人

 

 

 

・コネで仕事を取ってこれる人

 

 

 

・自分の年収の10倍の利益を作れる人

 

 

 

・スペシャリスト

 

 

 

 

 

この仕事は、〇〇さん以外に考えられないという状況になれるかどうか。

 

 

 

 

 

 

しかし、ここにも大きな問題があります。


 

 

 

これが時に暴走する。

 

優位性を維持するために、技術を共通しないということが起こり始めます。

 

 

長年、自分しか知らないことを盾に会社に居座り続ける自称スペシャリスト

 

 

その仕事は自分にしかできない

 

自分しか動かせない。

 

なぜか?

 

これを他の人間も動かせることになると、自分の優位性がなくなってしまうから

 

 

だから、誰にも使い方を教えない

 

新人にも教えない

 

この仕事は、〇〇さんというのを悪い方に使い、自分にしかできない。自分にしか仕事がこない状況にする。

 

 

 

結果的に

 

技術を全く共有しないから、廃れていく

 

伝統芸能や職人なんかもそうです。

 

 

技術は教えない。教えて欲しければ、奉公しろ

 

無賃で働け

 

見て覚えろ

 

 

いわゆる修行というやつです。

 

 

昔はまだそのやり方でもよかった。

 

しかし、今そう言ったことをしてきた職人産業はどうなっているでしょうか?

 

 

後継者が全くできずに廃業。何百年の技術は継承されることなく消えて無くなる。

 

 

今そうした人たちが、テレビで言います

 

伝統の技術がなくなるのは悲しい

 

 

伝統の栽培方法がなくなるのは辛い

 

伝統の・・・・・・

 

完全に被害者面ですが、そうしたのは自分たちだということを全く理解していないのが現実です。

 

 

 

           
 

 

 

 

 

 

技術・情報の共有

 

 

これができていない会社は非常に多くあります。

 

大企業でも派閥があり、ばちばちでやりあっています。敵対する部には情報を流さない。

 

教えない

 

不良品になる

 

ニュースになる

 

 

 


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