戦争は起こしてはいけないもの
当然そうです。
いいことなんて何もない。
犠牲者の上に、勝利と敗北が生まれる。
勝った方が正義になり、負けた方は(敗戦国)占領される。
まるで地獄のような人間のおぞましいところが見えてきます。
頂点に立つものが善悪を塗り替える!!!
今 この場所こそが中立だ!!!
正義は勝つって!? そりゃあそうだろ
勝者だけが正義だ!!!!
ドンキホーテ・ドフラミンゴ ワンピース
さて、いいことなんて何もないと前述で記述しましたが、
残念ながら、戦争で発明され原型となったものは実はたくさんあるんです。
皮肉な話ですが、極限の状況で死ぬか生きるかの岐路にたつと技術が進化するのも事実なんですね。
これから紹介していきます。
1 パソコンの祖
第二次世界大戦中、ナチスドイツは破竹の勢いでヨーロッパ中を制覇していきます。
その影には、解読不可能とまで言われたエニグマ暗号というものがありました。
一晩で設定が変えられてしまう暗号(確か1京(100、000,000,000,000、000)通り)を
紙とペンと頭脳でそれまで計算していた。
それでは、到底無理なので、そこでアラン・チューニングという天才が電子計算機を完成させ暗号を解読していく。
それが現代のパソコンの祖だと言われています。
詳しくはイミテーション・ゲームという映画で詳しく説明されています。
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(字幕版)
2 カーナビ (GPS)
もともと軍事用のナビゲーションシステムとして開発された。
衛星からGPS受信機で信号を受け取ることで現在位置を知ることができる。
今では、ほとんどの車・スマートフォンに搭載
自分がどこにいるのか?
どこかに向かうのにどれくらいかかるのか?
ポケモンがどこにいるのか?
一瞬で答えを導き出してくれます。
3 ルンバ
日本でも人気のあるお掃除ロボット
アイロボット社が開発した世界中で売れている商品でもあります。
もともとは地雷探知ロボットとして開発されたそうです。
4 インターネット
1969年アメリカ国防総省が軍事データを1ヶ所に集中させておくと万一そこが狙われた場合に対処できないと考え 軍事情報を分散させておくシステムを考えた これがインターネットの始まり
伝達情報のパケット通信化や、ある中継拠点が破壊されても迂回して情報を伝達するネットワークシステムが開発された。
インターネットについては諸説ありますが、これを考えついた人はすごいですね。
5 電子レンジ
アメリカのレーダー実験で発見。
一方、日本ではマイクロ波を殺人光線として研究していた。
アメリカの空母でレーダー波を浴びて水兵が死亡した実例あり。
6 缶詰
遠征における食料補給の問題に悩まされていたナポレオン・ボナパルトによる要望。
缶詰は、初期には主に軍用食として活用された。
7 ティッシュペーパー
第一次世界大戦中、脱脂綿の代用品として開発された。
さらに吸収力を高めたものをガスマスクのフィルターとしても使用した。
8 原子力
被爆国である日本なら誰でも知っている。
広島、長崎に落とされた原子爆弾。
それに携わる原子力の技術。
ここでは詳しくは控えたいを思います。
9 携帯電話
アメリカの携帯電話会社であるモトローラー社が、
軍事用無線機の技術を応用し携帯電話を開発した。
10 欲望と錬金術
戦争は必ず勝者と敗者。
敵と味方を作ります。
そこで起こるのは裏切り、自国心、間違った答え、
金、欲望、賄賂、弱者。
今の世界を見てみると、一見は平和を目指していますが、
裏では戦争をせずにどこの国が次世代の覇権をとるのか
虎視眈々と狙っています。
つまりは、本質というものは何も変わっておらず、
人間の飽くなき憎悪はなくなる事はないのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
こうして並べてみると、今現代でも成長し続けてる技術ばかり(ナンバー10も含め)だと思います。
これを書いている間に思ったんですが
その当時、技術者やエンジニア、天才と言われる人たちも自分の研究を
置いといて戦争のため、自国の勝利のために駆り出されていたと思います。
その時も、天才たちは思ったはずです。
こんな馬鹿げたことをやっているより、世界を明るくする技術を作りたいと。。。。。
早く終わらせて、平和に生きる世界を作りたいと。。。。。
革新的な技術は戦争という無駄なことを
早く終わらせるために築いた
科学者、エンジニアの結晶なのかもしれません。
技術者たちはただ、今世界にないものを作りたい。
その技術で世界をよくしたい。
それを誰かが悪用または金儲けの道具にする事で覇権が生まれ
戦いが生まれる。
悪いのはいったい誰なんでしょうか?