どんな仕事も腕がいいから流行る訳ではない

 

 

 

 

 

 

 

 

これからの働き方では、かなり重要になってくるお話になります。

今までの日本の企業は終身雇用の働き方でした。
終身雇用とは文字の通り、新卒で入社したら、定年まで会社で面倒見ますよ。

その代わり、ちょっと嫌なことがあっても会社の為に、頑張ってね。。。。

という企業と労働者が折り合いをつけた働き方。

 

 

しかし、とうとう終わりを迎えることになりそうです。

 

２０１９年４月１９日夜中、日本経団連の中西宏明会長が言った言葉

 

 

 

 

『正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。
どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、
そういうことだというふうに（大学側と）お互いに理解が進んでいるので』

 

・

・・

・・・

・・・・

 

 

 

 

今まで、日本が暗黙の了解で凌いできた絶対的条件をもう守れないと経団連の会長が言ってしまった。

（誰かに言わされてしまった？）この発言は首相官邸での発言です。

 

 

今後、起きそうなこととして、終身雇用が崩れる訳ですから

 

 

 

 

などが挙げられます。

実際、発言から３日ほど経ちましたが、見事に報道は沈静化しています。

まるで発言が消されたような。。。

 

 

これから起きる現実は、多分徐々にではなく一気にくるかもしれません。


その時に知らなかったでは済まないことを覚えておいてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうすればいいのか？

 

 

現在の働き方では、全て無駄になってしまうかもしれない。

それをまず、認識してください。

 

今までの働き方は、企業のやり方に合わせて労働する働き方であった。

 

 

 

企業は、まず新卒で一斉に雇い始めます。

その中で、企業の理念、働き方、上司の指示。

など徹底的に会社のやり方に教育していきます。

それを守る人間が出世していき、不満を持つもの、言う事を聞かないものは左遷させられるか解雇させられる。

そうする事で従順な会社の人間に染めていく働き方でした。

 

 

労働者はその会社独自のスキル（腕を）磨き続け、後世に残していく。

 

 

そうすることで、企業は技術を継承してきた。

 

働いてみるとわかるんですが、驚くことに本当に会社ごとにやり方が違ったりします。

独自のルールが、普通になり他社からきた人間もそのやり方に染められていく。（ガラパコス化）

そのやり方がいくら無駄な作業だとしても、長年の行動はなかなか変えられません。

集団行動とは本当に怖いものだと知りました。

 

 

 

 

どんな仕事も腕がいいから流行る訳ではない。

 

 

その会社で腕がいい人物がいるとします。

その人は、新卒から２０年間ひたすらその会社で技術を磨いてきました。

誰にも負けない正確さと失敗しない技術。

その精度は、誰にも負けない。

その会社では、自他共に認める技術者です。

 

しかし、急に黒船が現れます。

そう独自の技術だと思って技を磨いていた会社（鎖国中）

がいきなり、馬鹿でかい黒船を見てしまうのです。

 

 

その黒船で行われていたのは、自分たちと同じ技術、、、、、、

自分たちが１０日かけて作るものが１時間で作れてしまう。

しかも、自分たちより正確で、綺麗、技術を要しない。

 

 

 

 

職人はもっとインターネットを使いこなすべき理由　[偏見][情弱]

 

 

 

 

 

あなたならどうしますか？

 

自分が２０年間磨いてきた技術は、ボタンを押せば誰にもできてしまう。

正直、やりきれないと思いますが、、、、、

これからの時代は、そんなことが当たり前のように起きてくるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つ言えることは、日本人はミクロの世界です。

世界を見ようとしない。

日本が当たり前であり、先進国の中でも素晴らしい国。

 

そんな素晴らしい国がいきなり終身雇用はもうできませんと言うでしょうか？

それぐらい今回のことは大変なことなんです。

 

 

 

行動するなら、今からをお勧めします。