鈑金塗装
私は昔これをやっていました。
鈑金塗装とは、車の凹みや塗装を修理する仕事です。
車が好きだったので打ってつけの仕事だと始めましたが・・・・
車が好きだからって仕事にすると大変な事がよくわかりました。
好きだから仕事にする = それなりの覚悟が必要です。
板金塗装をやりたい方
まずは、これを知っておいてください
✅誰も教えてくれない
✅洗車の毎日
✅夏はベトベト冬はカサカサ
✅切り傷はアクセサリー
✅怒られることしかない
✅見て覚えろ
✅パワハラなんて言葉はない
✅安月給
車が好きだから始める人がほとんどでしょう。
車も所有していると思います。
カスタムにも興味があると思います。
毎月毎月、ローンやガソリン代やカスタム代で大変になることは間違い無いです。
✅休みは週に1日だけ
✅会話なし ただラジオの音声がなるだけです。
実際に2年間働いていて、2、3回しか会話しなかった人もいます。
従業員数は5人で。。。。
✅まるでロボットのような毎日
✅体に悪い
めちゃくちゃ体には悪いと思います。
常にシンナーが近くにあり、パテをひたすら触る、削る。
パテの粉は体には有害です。
これは私がやっていた15年くらい前の話です。
プラス押さえておきたい現在の板金塗装市場
あれから15年。
今は、だいぶ変わったと思います。
それは
✅今はYouTubeで検索すればたくさん出てくる時代
ユーチューブで検索すると、本当にたくさんの動画が出てきます。
昔はありませんでしたから、怒られながら、雑用しながら、見て覚えるしかなかった事が、今では動画で勉強できる。
しかも、タダで。
しかも、自分の上司よりも上手い人が動画を流している。
スポット溶接やパテの使い方、フレーム修正の様子
部品の外し方、マスキング、塗装の方法
あらゆる事がわかります。
逆に言うと、動画を見て一般の人もできる事がわかるようになった感じです。
自分の愛車を自分で直したいと言う人は結構いるんじゃないでしょうか?
多少、変でも自分の愛車ですから、親しみを持って乗れます。
そうすると、余計仕事がなくなってしまいますね。
余談
最近、水性ペイントで全塗装するのがよく見かけます。
鈑金塗装屋さんは、設備レンタルで儲けた方がいいんじゃないかな?
✅ほとんどが交換修理
板金塗装の現状が、ほとんど交換修理です。
ディーラーさんもこれを推奨しています。
なぜかと言うと、お客さんに聞かれた場合、板金塗装して直しましたよりも全部新品に交換してありますといったほうが聞こえが言い訳です。
ディーラーさんの場合、自社に作っているバンパーなりドアなりを交換するだけですから、そっちの方がいいですよね。
お客さんも新品と言う言葉に敏感に反応してくれます。
バンパー・ドア・トランク・リアバンパー・ボンネットなど、鈑金せずに交換です。
✅圧倒的な車ばなれ
車離れはとても深刻です。
20代の免許証保持者も年々減少していっています。
車に興味がない = 車は買わない = ぶつけることもない = 仕事がない
✅フレームまでいった車体はスクラップにして新しい車を購入
昔は、事故をしても直して乗ると言うのが普通でした。
まだ、乗れるんだから直して乗ればいいじゃん。
エンジンは問題ないんだから、直して乗ればいいじゃん。
と言う感じです。
今の日本人は、事故車に対してものすごく潔癖です。
物を大事にしないと言うことではなく、安全安心を大事にするからです。
いわゆる修復歴あり の車ですね。
当然売れません。
売れないからわざわざ鈑金して直す必要もないと言うことになります。
✅自動アシスト機能で事故車は減っている
以前は、そんな運転支援なんて機能はありませんでした。
アクセルを踏めば、そのままぶつかりますし、ブレーキが遅いだけでもぶつかります。
このアシスト機能が増えることで、当然ぶつかるリスクは減ってきています。
車がぶつからない = 鈑金屋さんは仕事がない
✅自動運転車の未来
自動運転車が普及しだしたら、もうほとんど潰れるんじゃないでしょうか。
だって、ぶつからないんですもん。
そんな時代もそんなに遠くはないはずです。
✅儲からない
だいたいの店舗は、自動車販売店や保険屋さんなどとの取引がほとんどの収益です。
飛び込みでくるお客さんなんて言うのは、私が働いていた当時、1年に数回でした。
今は、どこもキツイのが現状でしょう。
どれだけ綺麗に直したとしても、お客さんは嫌煙してしまっている時代ですから。
【結論】今の鈑金塗装について正直お勧めしません。
今から始めたいと考えている若者の方。。。
少し時代が遅すぎたのかもしれません。
時代の進化に板金塗装と言うジャンルはものすごく縮小していくんじゃないでしょうか。
若い子で鈑金塗装を仕事にしようとする子がいないのも一つです。
・板金なんてせずにすべて交換
・自動運転
・アシスト機能で仕事が激変
・働き手がいない。
・需要が少ない
正直儲からないでしょう
毎年、新車として登録される台数がおよそ500万台(年々低下)
廃車にされる台数がおよそ470万台です。100万台が海外に送られ300万台が廃棄。
廃棄された車の8割がリサイクルされるが、残り2割が産業廃棄物として埋め立て。
本当に最近は角ばった車を見なくなりました。
中古で流すよりも新車を作って売った方が儲かる時代です。
一部のマニアックな需要はありますのでそこに食い込めばある程度儲かると思います。
それも、環境問題等でいつなくなるかわかりませんが・・・。
車が好きならば本業を作って稼ぐべき
未知の旅へ
踏み出そう。
挑戦する楽しさを思い出そう。
テックキャンプ
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