PAYPAY
今、日本では一番人気のあるQR決済サービスとなっています。
最近ですとLINEPAYも合併したことでますます力を付けたと言えます。
UBEREATSでも使えるようになりましたね。
しかし、実際のところ、儲かっているのか?
これだけ、還元セールにお金を使っていますから、儲けはほとんどのないんじゃないでしょうか?
むしろ赤字??
PAYPAYはYAHOO!JAPANが行なっています。
YAHOO!JAPANの親会社はソフトバンクですので必然とソフトバンクユーザー・Yモバイルユーザーは還元率が大きいです。
今現在ですと、YAHOOショッピング・PAYPAYモールで買い物をするとソフトバンクユーザー・Yモバイルユーザーは15%〜20%ぐらいの還元が受けれます
5000円分の商品を買ったら20%ですと1000円が後からPAYPAYポイントとして戻ってきます。
10000円の商品を買ったら20%ですと2000円です。
結構、大きいですよね。確か1ヶ月の還元の限度が10000円までだったと思います。
ですから毎月50000円分の商品を買えば10000円が戻ってくるということになります。
しかしです。
前に戻りますが、この還元率で実際のところ儲かるのでしょうか?
多分、今は赤字。真っ赤っかでしょう。
調べたところ売り上げが5億円 赤字がくはなんと367億円のようです。
それでも、後ろにはソフトバンクというとんでもない資金を持った企業がいますので問題ないはずです。
なぜここまでPAYPAYが還元しまくるのか????
それは、圧倒的な1番になること。
日本の中で圧倒的な1番になれば安泰だからです。
今は赤字でもいいんです。
この先、電子決済は支払いのマストになる。
それが完全に見えているから今のうちに先駆者となり、ライバルをどんどん突き放している途中だと言えます。
なぜか????
PAYPAYの親会社、ソフトバンクはそれで苦労してきたからです。
ソフトバンクが携帯業界に参入した時、もうすでにNTTが圧倒的な力でシェアを獲得していました。
もともとNTTは国営企業ですから、ほとんどの人は、なんのためらいもなくNTTならば安心だろうと契約してくれた時代です。
その中で、ソフトバンクはKDDIに次いで業界3位
その前には、J-phoneがあり、Vodafoneがあり、いずれも撤退して、それを引き継ぐ形でソフトバンクが参入しています。
先行利益はとてつもなくデカイ。
覆すのは並大抵のことではできない。
だから、PAYPAYは早いうちから、いろんな還元セールを繰り返し、認知度を完全なものにしていってるんです。
この電子決済サービスが始まってまだ2年経っていませんから、まだ油断できないところでしょう。
PAYPAYは2018年10月スタート
ドコモが始めたD払い
楽天ペイ
メルペイ
など参入してきています。
中国を見ると
Alipay
WeChatPay
なんかはとんでもない決済金額を誇っています。
Alipayの2018年の年間決済額は2000兆円ほどです。現在ですともっと増えていることでしょう。
Alipayのユーザー数12億人
PAYPAY 2500万人
アメリカも参入してくるかもしれません。
アメリカの規制で頓挫しているフェイスブックのサービス リブラ
これが仮にできることになれば一気にシェアを逆転されることも考えられます。
どうなるか????
難しいですね。
そもそも、各社がQR決済を作って独自のポイントを発行した場合、それはお金として扱われるから実際よりも日本のお金は増えていることにならないんでしょうか?
ポイントとして商品を買う。
還元としてポイントがもらえる。
そこに現金は出てこない。
でも実際は現金と同じ効力がある。
1万円札と同じで1万円札自体には価値がないんだけど、みんながそれに価値を認めているから効力が発生する。
PAYPAYも同じでPAYPAYポイントが日本のお金と同じ効力があるからそれを現金の代わりに使用できる。
それって、お金が増えていることにならないのかな?
結論、今はハイパーインフレにならないのが不意義なぐらいお金でジャブジャブの状態です。
2020年7月 PAYPAYでセブンイレブンの還元をスタート 2020年7月31日まで
ただいま絶賛還元中ですね。
でも、少し思い出してください。
セブンイレブンは独自で決済サービスを開発していました。
セブンペイの失敗
セブンペイはセキュリティの問題で大変なことになりましたね。
今回、PAYPAYがセブンイレブンで還元セールを行うということは・・・・
完全に身を引いたとも言えますし、もしかしたら売り上げ次第ではもう一度トライするかもしれません。
どちらかというとセブンイレブンは、決済サービスよりも無人レジの方に力を入れるような気はしますが・・・。