一般企業の経営者が水商売に参入するとどうなるのか?【1】

 

 

 

 

一般企業の経営者が水商売に参入するとどうなるか?

 

 

99%が失敗します。

 

 

 

 

会社が軌道に乗り始めて小銭を手に入れると行くようになる場所 


 

クラブやラウンジ キャバクラなんかです。

基本的にそう言ったところで大金を使うのは、

 

・何もしていない人

・もともとお金持ちの経営者

・ただ指示を出すだけの人

・仕事を上から下に卸すだけ人

・国の事業で上乗せする人

 

まあいわゆる泡銭です。

そう言ったお金は、簡単に使ってしまいます。

逆に苦労して稼いだお金は、その労力との対価をを考えて大事に使う。

仕事は順調、夜の時間も楽しい。女の子がチヤホヤしてくれる。

 

 

 

 

そうすると・・・・・

お誘いがあります。

私そろそろお店を出そうと思うんだけど・・・・・・

要はスポンサーになってくれというやつです。

その子は自分のお気に入りで、人気店のオーナーママのお店で働く女の子。

 

他にも人気店に行っている経営者は、

こんなに儲かるんだと思い(自分の支払っている金額✖️来店人数)俺ならもっといい店ができるはずと参入を考える人が増えます。

 

 

女の子にいい顔をしたい。

 

自分がオーナーという喜び

 

今は何をやってもうまくいく気がする

 

 

 

 

 

これが実際にどうなっていくのか?

 

 

 

 

 

 

さて、最高の店を作るべく始まるお店作り

 

高級感があって、VIP ROOMは広めで、場所は一等地、装飾品もグラスも全部最高のものを揃えよう。

うちの従業員も使ってやれば安く済むだろう。

 

 

きっとくる客は、満足するはず。

 

が・・・・・・

 

 

 

 

Focus

これがまず最初に起きる大間違い


 

高級感があっておしゃれな感じの店を作ろうとするのは、自分の仲間や身内を呼んだときに、

自分はすごいと思われたいからです。

あくまでも主役は女性。女性がアジャパーならばいくら高級感があっても意味がありません。

 

 

 

 

 

次、店はできてきた。売り上げは?


 

お店を出したいと言っていた女の子Qちゃん

聞いてみると、月に300万円は売り上げるという。

まあ俺も気に入っている子だし、それなりに人気もある、ちょっと強引なところがあるけど大丈夫だろう。それぐらいないとお客は引っ張れないだろうし。

 

後は、数人売り上げのある子を用意して・・・・・・あ〜いろりろやることあるな〜。いそがしいそがし

 

しかし、これが水商売の一番難しいところです。正直お店の作りなんか特に関係ない。

 

 

 

 

 

女の子を集めるのは、想像以上に難しい


 

 

           
 

 

 

一般の企業というのは、もう仕事は決められています。

その決められた仕事をやる従業員を求人を出してやらせらばいい。

 

・経理だったら事務作業の人

・宅配ならば配達員

・工場ならば作業員

 

そう言った人たちを見つけるのはさほど難しくない。

 

求人を出せば、向こうから応募してくることでしょう。

 

しかし水商売の場合、

売り上げのある子は、求人を出したとしても応募してくるわけがない。

 

 

それは自分に自信を持っているということと、常に他店舗からスカウトされ続けているということ。

 

 

 

例えば、

 

 

 

他店舗の黒服

 

売り上げのある子の情報は、お客さん伝えや黒服同士で情報が回ってきます。

あの店のCちゃん最近すごいみたいよ。

あ〜俺も聞いた、でも引っ張るのはまだ難しいよ。ママが離さない。

でも、定期的に連絡は入れてる。

 

 

 

ー何かあったら言ってね。

ーご飯でも行こう

ーEさん(共通のお客さん)最近来ないけど来てる?

ー今度コンペがあるんだけど参加してみない

 

などなど

常に連絡を取ることで(もちろんこちらの有益な情報と引き換えに)、プロの黒服は信頼関係を築いていく。

 

 

 

 

 

 

共通のお客さん

 

いろんなお店に飲みに行くAさん。

最近〇〇も行くんだけど、女の子が足りなくて困ってるみたいだよ。

Bちゃんは、まだこの店で働くの?

 

Bちゃん『私もこのお店長いから、そろそろ違う店でも試してみたいんだけど・・・〇〇ってどんな店?今度一緒に連れてってよ』

Aさん『おーわかった。』

 

Aさん『あーAだけど、前行ってたBちゃんがお店みたいってさ。

今度一緒に行くからちゃんとしてよ。(ちゃんとにはいろんな意味が含まれる)』

 

 

 

 

アフターの店

 

これも多い

人気のある子、売り上げのある子は、アフターによく行きます。

そこで行くのがバーやご飯屋さんやおかまの店。

おかまの店は多いです。(ちゃんと理由はあります。)

 

またそう言ったアフターの店は、お客と一緒に売り上げのある子が集まります。

そこで行われるのが情報交換です。

この歓楽街という小さな1区画。情報をいかに早く仕入れるかがカギになります。

 

知るのがほんの少し遅かっただけで、もう他の店に決まったなんて話よくありますから。

 

 

 

 

 

水商売仲間

これは仲間というよりは、昔一緒に働いていた子

 

クラブやラウンジというお店は基本的にチームプレイです。

同伴や複数人で行くと、誰かしら女の子が席につきます。

5人で来たお客さんには4人から5人の女の子が。

担当の自分一人だけでは、賄えないのです。

当然その中で仲良くなる子もいる。

そう言った子が今何をしているのか?常に知っておく必要があります。

 

 

 

           
 

 

 

次回は、

売り上げ300万円あると言っていたQちゃんの話になります。

 

当然、その店のママとしてやることになるでしょう。

 

 

果たしてうまく行くのか?

 

 

 

一般企業の経営者が水商売に参入するとどうなるか?【2】

 

 

 

 

 

 

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