タンクローリーと言う仕事に興味がある人。
しかし運送業の経験がない。
自分もトラック業界に未経験という状態でタンクローリー業界に飛び込みました。
ましてやタンクローリーと言うカテゴリー。ネットで調べてもかなり少ないです。(昔の記事が大半)
知り合いがいない。
よくわからない。
自分でもできるのか?
そんな記事を作成しています。
タンクローリーに乗るために必要な免許は?
・大型免許
・危険物4類 または危険物丙種
・牽引免許があれば採用に有利
ほとんどのタンクローリーの求人で、大型免許・危険物の資格が必須と書かれています。
というのも、大型免許がなければ運転することができません。
ガソリンを扱うには危険物の免状がなければ作業できません。
入社してから取得するにしても、その間なにをするの?という話になってきます。
会社もそんな余力はありませんし、大型免許を会社で取らせてもらっても、やっぱり自分にはできません。
辞めますとなってはどうもこうもなりません。
なので最初のハードルとして、この2つの資格を取っておくことが最低条件になります。
さらに牽引免許があれば採用に有利に働きます。
タンクローリーの場合、トレーラー型の方が多くあり、会社もいずれはトレーラーに乗せていくことを考えているからです。
合宿で行けば最短で取得が可能
タンクローリー会社の選び方
タンクローリーの知り合いがいない。よくわからない。どんな風に仕事が決まっているの?
ほとんどの人は知らない世界だと思います。
また石油会社は昨今、多くの会社が合併し一つのブランドになっていたりします。
石油元売り大手3社
エネオスホールディングス == ゼネラル・エッソ・モービル石油なのが統合
売上高 15兆円
出光 == 昭和シェルを統合
売上高 9兆4000億円
コスモ
売上高 2兆7000億円
これは元請の話で、タンクローリーの会社は、石油元売りが作ったガソリンを各地のスタンドや工場に運ぶという仕事を運送会社が経営していることになります。
タンクローリーにエネオスや出光の名前が入ったタンクローリーを見かけると思いますが、運転席の左側を見ると〇〇株式会社と名前が書いてあると思います。
タンクローリードライバーになるには、そういった会社に入社することになります。
さて、ここからが難しいです。どこの会社に入ればいいのか?
まずは求人を調べます
1 『タンクローリー 求人』 と調べれば大体でてきます。
2 自分が通えそうな場所、働きやすそうな場所を一通り書き出します。
3 給料体形 福利厚生 会社の大きさ タンクローリーの数 ドライバー年齢構成 未経験でも大丈夫か? 残業代はもらえるか? 1日の労働時間 タンクローリーの新しさ 年中求人を出していないか?
などなど自分の条件に合いそうなところを絞っていく
4 ある程度絞れたら、実際に話を聞きにいくこと。これは面接という形式ではなく社内見学という形をとった方がいいです。詳しくは後術
5 求人を出していない会社も気になったら連絡して話を聞いてみる
6 各社の面接はまとめて受ける
こんな感じです。
といっても、タンクローリーの会社はそこまで多くありません。
どこのエリアも10社〜20社ほどしかないと思います。
今後タンクローリー業界で働こうと思っているのならば、よりいい会社を選ぶことが重要になってきます。
ポイントは・・・・・
会社の大きさと求人を出していない会社
会社の大きさーーー
会社の大きさは重要な指標になります。
その会社が1カ所だけではなく全国的に展開している場合、専属の元請の場合が高いです。
またドライバーも多いので育成に力を入れているところもあることでしょう。
求人を出していない会社ーーー
求人を出していないということは今のところ人に困っていない。もしくは働きやすいか給料がいいかで長年働いている人が多いということになります。
基本的にそういった会社は、人に困っておらず、求人を出さなくても現役ドライバー同士のつながりで人が入ってきたりします。
なのでその会社に入りたい場合は、話だけでも聞きにいく。
自分をアピールして雇ってもらえないか交渉してみる。
今は募集していなくても、もしかしたら新規のドライバーを探していることもあります。
また、石油の場合はどこの会社も冬が繁忙期になります。
冬になる前の8月後半から9月後半くらいに話を聞いてみるのもいいかもしれません。(未経験の場合2ヶ月から3ヶ月の研修があるからです)
なぜ面接形式ではなく社内見学という形をとるのか?
運送業界は、どこも人手不足です。そのため面接を行うとすぐに合否の電話がかかってきます。
しかし、まだ面接を受けたい会社がある場合、返事を保留にすることになります。
次の面接が1週間後だったり、2週間後だったりした場合、そこの合否が出るまで保留にするのは印象が悪くなることでしょう。
まあそこまでならばいいですが、実際のところタンクローリー業界は同じエリアの横の繋がりも強いです。
何せ数が少ないですから。返事は早いことに越したことはありません。できるだけ自分がいいと思った会社から面接に行くことがいいでしょう。
次回に続く