【空き家問題】人口は減っているが物件数は増え続けている|この先・・・

 

 

 

 

 

空き家問題

 

 

2018年の空き家率は13.6%  

空き家数  846万戸

総住宅数  6365万戸

 

 

 

 

1983年は空き家率 8.6%       

空き家数  330万戸

総住宅数  3860万戸

 

 

 

 

2033年に空き家率は30%を超える  

2150万戸が空き家になる

総住宅数 7100万戸

 

 

 

 

 

 

 

2030年に旧耐震設計  築50年が100万戸

 

 

 

これに当てはまるのが、団地やマンションや空き家。

 

ほとんどの団地は高齢者が多く住んでいる。

 

建てかえようにも、高齢者からしたら、今更動けないのが現状

 

建て替えや、住み替え、解体するほどの積立金がない

 

解体せずに新しいものを作り続けた結果、供給量は増えるばかりになる。

 

 

 

 

 

 

なぜ、人口が減り続けているのに住宅を作り続けるのか?

 

 

日本人の自然減少数

 

2019年   51万人

2020年   53万人

2021年   64万人

毎年これだけの日本人がいなくなっています。

 

 

人口がこれだけ減っていれば、明らかに余剰するのはわかる気がするが・・・・

 

現在でも住宅特に都市部では、タワマンや建売住宅を作り続けている。

 

東京 大阪 名古屋の都市部にいけば、そこら中で大型のタワマンや高層ビルを作っている現場を見ることができます。

 

 

 

理由

 

Focus

新しい物件はすぐに売れる

 

・余剰しようが、作って売ってしまえばあとは関係ない。

 

・日本人ではなく、外国の人が買いまくっている

 

・開発は都市部と都市郊外だけ

 

 

 

 

 

新しい物件はすぐに売れる

 

新しい物好きの日本人。

タワマンや新築マンションなんかは恐ろしいほどすぐに売れます。

東京なんかでは、もはや庶民では買えないような値段になっている。

 

 

 

 

 

・余剰しようが、作って売ってしまえばあとは関係ない。

 

販売会社、建築会社は作って売ってしまえば、あとは知らぬ存ぜぬ。

どんどん作ってどんどん売る。

自分たちに利益があれば関係ない。

 

 

 

 

 

・日本人ではなく、外国人が買いまくっている

 

東京や大阪のタワマン上層階なんかは、外国の資産家やファンドが買い占めている。

理由は投機目的。

値段は下がらない。

価値は上がっていく。

賃料収入で利益を得たら、大規模修繕の前に売却する。

 

そして、その資金を次の新築タワマンの購入費に。

 

 

 

 

 

・開発は都市部と都市郊外だけ

 

 

タワマンや高層ビルが作られているのは、都市部の中心地だけです。

 

タワマン・複合ビル・ホテル

 

本当に名古屋なんかでは名古屋駅周辺から栄周辺までそこら中で大規模な建物を作り続けている。

 

 

 

しかし、これも都市部や都市郊外だけの話です。

 

都市部はタワマン 複合ビル  ホテル

 

都市郊外は、建売1軒家

 

 

それを過ぎると、田んぼと空き家と古い住宅地になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この先どうなる??????

 

 

これからさらに一極集中が起きます。

 

人は、仕事を求めて都市部に集まってくる。

 

新しいマンションはドンドン作られる。

 

マンション価格はさらに上昇。

 

お金持ちは高値で売却、購入を繰り返すだけでお金持ちに。

 

今の東京のようなことが、大阪 名古屋 なんかでも起き始める。

 

 

           
 

 

 

 

悲惨なのは、主要都市ではなく。なにもない県や町、過疎地域

 

子供の数は年々減って、高齢者ばかりに

 

そんな村に嫌気が差して、貴重な若者は都会へ

 

畑や空き家は放置され、整備する余力もなく

 

最終的に廃村になる村や町が大量に現れることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

建売住宅・・・本当に大丈夫????


 

最近の主流は注文住宅ではなく、家を建ててから売るやり方。

 

要は、土地を見つけ、そこに一気に5軒ほどのプレハブのような家を作る。

 

そして、販売。

 

1軒ずつではなく、まとめて作ることで、工費を抑えられ利益が上がる。

 

しかし、このプレハブのような家・・・本当に大丈夫なのだろうか?

 

明らかに早過ぎる更地から完成まで。

 

近くに建売を作っている現場があったら、毎日観察してみてください。

 

1週間で基礎ができて

1週間で柱が建って、

1週間でプレハブパネルが貼られる。

気がつけばもう完成。

値段3500万円

3ヶ月ほど売れないと3200万円に値下げ。

 

 

同様に狭小アパートなんかも同じ。

 

本当に30年も40年も持つのでしょうか?

 

 

 

本来ならば2軒分の土地に5軒も作ってるわけです。

隣の家の声や騒音なんかも気になります。

 

 

 

 

 

           
 

 

 

スクラップアンドビルドではなくビルドビルドビルド

 

 

 

 

 

【空き家問題】宅配をして感じたこと|家って世の中に腐るほどある

 

 

 

大規模な団地やマンションを解体するのはお金がかかるし、人が減っているところでは利益にならない。

 

じゃあ解体せずに新しい場所でマンションを作ればいいじゃないか!!!!!

 

そんな考えでどんどん増えていく住宅

 

ゼネコンや建築業者が自分たちの利益のためだけに作り続けた結果。

 

最終的に負担は購入者に向かい、ローン地獄、積立金不足ということが訪れます。

 

治安が悪くなれば、国から補助金が出て、そのお金で解体を始めても遅くはない。

 

そんな感じじゃないでしょうか?

 

しかし、これもいつか臨界点に達します。

 

当然です。

 

人口が減っているのに、住宅件数は増え続けているわけですから。

 

 

 

 

 

 

 

この先10年で起こること

 

 

空き家は30%以上  3軒に1軒は空き家

 

物価上昇

 

金利上昇

 

都市一極集中

 

格差拡大

 

少子高齢化

 

10年間で600万人の日本人がいなくなる (千葉県の全人口と同一)

 

過疎地域の廃村・・・価値が0になる

 

原発再稼働

 

人手不足・・・・海外で外国人実習制度は奴隷制度と総バッシングになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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