居心地の良い環境を作ってしまうとそれを維持しようとする弊害【1】田舎編・学校編

 

 

 

 

人は自分の居心地の良い環境を維持しようとする

 

 

一般的なのは、

 

 

自分の部屋のカスタマイズ

 

シンプルな部屋がいいのか

 

フェルミんな部屋がいいのか

 

フィギュアや絵画なんかのコレクションがいっぱい飾ってあるような部屋がいいのか

 

間接照明でおしゃれな雰囲気がいいのか

 

 

 

これらの場合、自分の好きなように部屋の環境を構築することができます。

 

人に邪魔されないストレスのかからない部屋を構築することで精神的に良くなる

 

 

 

 

 

しかし、これが一歩外に出て同じようなことをする人が多くなっている・・・・・・

 

 

 

田舎での村環境


 

田舎に行けば行くほどローカルなルールが存在します。

長年のしがらみで、ひとつ一つの環境が決められている。

その毎日毎週毎年変わらないことがいいことというルール

 

これがあることによって、田舎暮らしの弊害になっていく。

何から何までやり方を決められること = 逸脱すると陰口が村中に広がる環境

田舎暮らしは最高というような言葉が一時期出ましたが、本当にそうなのだろうか?

 

都心から田舎に引っ越した人の1年後3年後なんかを知りたい

 

 

田舎暮らしは最高なのか???【誰も得しない印象操作】【メディア】

 

 

 

 

 

公共での環境


 

公共施設でも、自分の環境を維持しようとする人が数多くいる

 

・今ならばマスクをしない

・歩きスマホ

・煽り運転

・家の中と同じようにゴミを捨てる

 

家の中と同じような感じで行動することで、自分自身が危険になり、周りにも危険が及びます。

 

 

 

歩きスマホ==

本当に増えましたよね。常にスマホの画面を見ながら歩いている人。

横断歩道も関係なくそのまま周りを見ることなく素通り

それで事故しても車の場合、車が悪くなってしまう。

 

 

 

           
 

 

 

 

 

社会・会社の環境


 

一番厄介なのがこれ

 

学校の環境・会社の環境・公務員の環境

 

 

ほとんど人は会社に所属したこと・学校に所属したことがあると思います。

 

 

ここで自分の環境を構築しだすと・・・・

 

 

 

 

 

学校の環境

学校の場合生徒編と教師編があります。

 

 

 

生徒編


 

中学に入学、みんな初めての環境。

緊張している子もいれば、ヤンチャそうな子もいる、

知っている顔もあれば、他の学校から来たであろう子も。

 

これから1年間同じクラスの生徒40人と共に過ごさなければいけない。

 

これが1ヶ月もすると、クラスごとに変化が現れてくる。

 

まず女の子は女の子同士、男の子は男の子同士でグループを作る。

 

その中でおとなしい子たちはおとなしい子同士のグループ

 

ヤンチャな子同士で集まるグループ

 

ゲーム好きな子はゲーム好き同士

 

部活の子同士で集まるグループ

 

同じような子たちが数人のグループになり集まりグルーを形成しだす。

 

 

これが3ヶ月もすると、このグループの中でも上下関係が生まれてくる

 

 

 

Focus

A軍 B軍 C軍


 

A軍 明るくてスポーツができて、ちょっとヤンチャそうな子たち。

 

B軍 比較的真面目で、そこそこの成績

 

C軍 オタク 運動音痴 暗い

 

 

 

 

クラスの中ではA軍の子たちが、快適な環境になっていく。

 

A軍の子たちが、陰湿ではなくみんなの個性を尊重し、クラス全体をまとめるようなクラスならば良いクラスになるでしょう。

逆に

自分たちが楽しい代わりに、周りの子を犠牲にするパターンが始まっていくと、いじめや不登校なんかが起こり始める。

 

 

 

 

教師編

 

教師の世界もなんら生徒の世界と同じ

むしろ大人になりきれなかった人が教師になるような世の中です。

 

小中高など学校全体の採用試験倍率は3.9倍。

前年度(4.2倍)を下回りピークだった2000年度の13.3倍から右肩下がり。

 

 

そこで何が起きているのか?

先ほどで言うならば、圧倒的な【自分たちが楽しい代わりに、周りの子を犠牲にするパターン

 

 

年功序列がそうさせている。

・年齢が高い教師ほど偉い。

・雑用や当番は若手の教師に押し付ける。

・会議でも若手の意見は、大声で威圧してなかったことにし自分の案を半ば強制的に実行させる。

・年上の教師が生徒にセクハラまがいのことをやっていても何も言えない。

・終わらない業務

・部活担当制

 

 

警察官・教師の事件簿  働き方に異常をきたす聖職者 2019−2

 

           
 

そこには

・同調圧力

・先輩に文句を言えない体制

・同時監視職員室

 

年配の教師が居心地の良い環境を作り出すと、デジタル化は遅れていきます。

 

いまだに昔のやり方で生徒に接する

 

いまだに教科書通りのつまらない授業をやり続ける

 

コロナが始まった2年、今や過去最高の感染者数で、学級閉鎖の学校も多いことでしょう。

しかし、一向にオンライン授業をできていない学校も数多くある。

授業ができなければ、それだけ全国的に学力は低下していく

 

 

 

 

世界銀行は新型コロナウイルス禍の学校閉鎖などによる学力低下で、

生徒らが生涯を通じて得られるはずだった収入を失い、

世界全体で損失額が17兆ドル(約2千兆円)に上る可能性があるとの試算をまとめた。

コロナ危機で世界中の教育システムが停止し、16億人以上が学校閉鎖の影響を受けたと指摘。

損失額は世界の国内総生産(GDP)の約14%に相当するとした。 

 

 

 

 

 

 

学校は当分変わらないことでしょう。

急激な変化を年功序列は許しません。

自分たちのやりやすい環境を構築することで若い教師や生徒は、何もできずに時間だけ過ぎていくことに。

 

 

そんなの文部科学省のせいだろう!!

官僚の世界も同じです。

自分たちのポジションを守ることで、無理難題を学校に押し付けていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は 居心地の良い環境を作ってしまうとそれを維持しようとする弊害【2】会社編

 

 

 

 

 

 

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