トラックドライバーと休憩|荷主絶対主義で待機場所もない

 

 

 

 

 

 

複数の車がグチャグチャになり、三人が病院に搬送される。

 

 

原因は寝むってしまったから?

 

 

こんな大型トレーラーが突っ込んできたら・・・・場所が違えば百人規模の大惨事になります。

 

 

 

 

 

なぜ寝不足だったのか?

 

無理な運行????


 

大型のため止める場所もない

 

トイレも行けない

 

立ちションでもしようならば、すぐにSNSに晒されます。

 

 

 

しかしこれだけの事故だと他の要因も考えられる。居眠りならば最初の衝撃で目が覚めると思います。

 

 

それ以上に疲れていたらわかりませんが

 

この事故が起きる数日前まで記録的な寒波が日本を包み込んでいました。

 

各地で渋滞し、荷物なんかは遅延が発生したと思われます。

 

 

 

そして、2日後にこの事故。

 

この1週間の走行状況を調べる必要があります。

 

 

           
 

 

 

トラックドライバーと休憩

 

 

・パーキングエリア・サービスエリアは満杯

 

・トラックステーションの閉鎖

 

・待機で近隣からのクレーム

 

 

 

休憩したくても休憩する場所がない。

 

一般自動車に比べて、大型のトラックは止める場所も少ないのが現実です。

 

大型トラックを止めるスペースを確保するならば一般車3台分にすると考えるでしょう。

 

 

 

特に荷主先での待機時間が問題になってきている。(荷主絶対主義)


 

・待機させて当たり前。

 

・荷主なんだから、こっちの都合に合わせろ。

 

・待機場所がない?その辺で待ってて。

 

・俺らが(荷主)がいなければ、あんたらの仕事もないよ。

 

・代わりの業者なんていくらでもいるよ

 

 

 

これぐらい下に見ているから改善しないんでしょう。

 

 

 

           
 

 

 

日本の道は広くない。


アメリカのように国土が広く、道も広くないから大型トラックやトレーラーは通れる道が決められてくる。

 

そうするといざ災害があった場合、全てのトラックがクラッシュする(止まる)ことになる。

 

災害で遅延が発生すれば、全てに影響が出てくる。

 

 

今日届くはずの部品が手に入らない

 

食品が入らない

 

開店できない

 

物が売れない

 

 

 

 

今回の大雪による影響でスケジュールは大きく乱れ、

荷主は我先に商品を届けさせるように迫ったことでしょう。

 

 

そして無理な運行で・・・・・・

 

そんな事も考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

トラックドライバーの労働時間は他の業態よりも長い

 

 

年間労働時間 大型 2604時間

 

       中型 2592時間


 

全産業平均     2136時間

 

 

およそ468時間の違い

1日8時間労働と考えると58.5日分余計に働いていることになります。

それで収入は平均と同じくらい

 

 

 

 

 

人間が運転している以上、操作ミスは必ず起こります

 

 

自動運転も完璧ではありません。(事故のケースはたくさんある)

 

人的ミス 、災害 、スケージュール管理

 

 

 

 

道を作り直すのは困難

 

災害を事前に防ぐのも困難

 

人的ミス・過労・巻き込まれ事故。

 

 

 

今の配送スピードを落とすのも、荷主・消費者は納得しないでしょう。

 

 

そう考えた場合、やはり危険な仕事だと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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