世紀の八百長疑惑 本当の答えは捻じ曲げられる [村田諒太]

 

 

 

  ボクシングは戦っている本人たちが一番クリーンであるスポーツであってほしい

 

 

 

2019年11月7日

日本の井上尚弥選手がやってくれました。

ワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の決勝

 

WBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥

対する相手は5階級制覇王者 ノニト・ドアネ

12ラウンド判定の結果勝利。

バンタム級という世界でもっとも難しい(選手層が多い)中で

まさにバンタム級最強ということを証明してくれました。

 

 

 

八百長はこの試合ではありません。

今回の試合は年間最高試合の候補に上がっております。

 

 

         
 

 

 

 

  私が言いたいのは今回の試合ではなく村田諒太選手の試合。

 

 

村田諒太選手が八百長をしたのではなく、相手と審査員の中で起こりました。

村田諒太選手は被害者です。

 

 

その試合が起きたのは遡ること2年半

2017年5月20日

WBA世界ミドル級王座決定戦

村田諒太 対 アッサン・エンダム

 

この試合、序盤から村田選手が有利に進め相手を追い込みます。

4回には右カウンターでダウンを奪う。

その後も終始攻め続け何度もダウン寸前まで追い込みます。

村田選手はほとんどダメージはなく相手選手はクリンチで時間を稼ぐばかり。

 

 

多分、世界中の人が村田選手の価値を疑わなかったはずです。

それぐらい私、素人の目からしてもわかるような内容でした。

 

ミドル級でやっと王者が・・・・・

 

結果

117 ー 110

111 ー 117

112 ー 115

 

 

 

「ボクシング 八百長 村田」の画像検索結果

 

 

えーーーーーーーー。

 

 

日本中の人がテレビの前でそう言ったに違いありません。

それぐらいショックだったことを今でも覚えています。

 

 

 

 

 

試合後、なんとWBA会長ヒルベルト・ヘスス・メンドサからコメントが届きます。

 

村田の勝利だった。日本のファンにお詫びしたい」と謝罪

エンダムとの再戦を約束し、

村田を負けとジャッジした2人を6ヶ月の資格停止

 

 

試合後に知られたこと

ジャッジのひとりグスタボ・パディージャは日本人選手キラー。

過去9回日本人選手の世界タイトルマッチのジャッジを担当し

一度も日本選手に勝ちをつけていない。

 

 

彼ら2人のジャッジは資格停止の6ヶ月後

どうなったのかはわかりません。

いくら探しても出てきませんでした。

 

 

 

 

 

  格闘技の世界は実に根深いものが多い。

 

 

今回の村田選手(被害者)の件もそうですが、

日本だと最近話題の

 

日本ボクシング連盟 山根会長

アスリート助成金の不正流用の教唆および隠蔽

試合用グローブ等の不透明な独占販売

公式試合における組織的な審判不正

山根会長の暴行疑惑など

 

 

 

全日本テコンドー協会

全理事を解任   金原昇会長他

選手がボイコット

反社会組織とのつながり疑惑

独裁的運営

パワハラなど

 

全日本女子レスリングヘッドコーチ 栄 和人

パワハラ

いじめ

セクハラなど

 

 

 

 

 

         
 

 

 

    本当の答えは捻じ曲げられる

 

非常に情けないですね。

選手は本当に頑張っている。

全ての時間を自分の愛する競技に使ってきたと言ってもいいぐらいでしょう。

 

しかし、それらを運営する組織。

金にまみれ興行を起こし、権力にまみれていく。

 

そこにNOを突きつけた選手たちは本当に勇気があります。

選手でいられる貴重な時間を犠牲にしても自分たちの関わる愛するスポーツをよくするために立ち上がる。

部外者やアマチュアが言ってもダメなんです。

そのスポーツでトップの人が言うから意味がある。

選手生命をかけて言うから意味がある。

報道されなければ優秀な選手でも消されるだけですから。

 

 

オリンピックなどで好成績を残せば、スポーツとは縁のなさそうな

見るからに肥満体なその競技の知識もロクにないみんなが偉いというおじさん・おばさん。

 

どうか、選手たちの気持ちを組んでやってください。

彼らには才能があるんです。

 

 

 

 

 

 

その後、村田選手とエンダム選手の再選が決定

TKOで村田選手が勝利

WBAミドル級新王者となります。

 

 

「村田諒太」の画像検索結果

 

 

 

ボクシングで試合に勝つことは、相手を踏みにじってその上に自分が立つことだ。

勝った人間には責任が伴う。だから彼の分までその責任を背負ってこれからも戦う。

村田諒太

 

 

 

 

 

 

 

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