最近こんな記事を見ました。
おかしくないだろうか?
人手不足で物流が止まる可能性があるのに・・・・
運賃上げがなければ、ドライバーの給料は現状維持 ==== 原資がないわけだから給料の上がりようがない
そして労働時間の変更で稼げなくなる(2024年問題)
ドライバーは足りないが、そのまま現状維持????
明らかにおかしいと思えますが、これ逆から考えると面白い
末端の運送会社G
実際にこの会社のドライバーが荷物を輸送している。
ドライバーが集まらない。
2024年問題でこのままだとさらに人手不足になる
賃上げして従業員を増やしたい。今いるメンバーに還元したい。普通ならばそう思うことでしょう。
そこで、仕事をもらっている運送会社Fに相談する。
賃上げしてもらわないと今まで通りの仕事ができなくなります。
とりあえず5%アップでお願いします。
そうですか。ちょっと待ってもらってもいいですか?上に確認してみます。
運送会社Fは、仕事をもらっている水屋Eに相談する。
今のままじゃちょっと厳しいです。
賃上げしてもらえませんか?
ヤマトさん同様、8%ほどお願いしたいです。(3%は中抜きするつもり)
さらに水屋Eは上のDに
DはCに
CはBに
最終的に元請Aのところにくるころには30%の値上げに交渉になっているという話
到底受け入れられない元請A
15%ならばいいですよ。
まずBが5%とる
Cが3%とる
Dが2%とる
Eが2%とる
Fが2%とる
最終的にGに伝わるのは現状維持か1%くらいのアップ
まさかそんな・・・・ドラマじゃあるまいし、いくらなんでも作りすぎでしょ?
もういい加減、この形式での受発注やめにしませんかね?
多重下請け構造IT業界では未だに図のような受発注が主流で、「接触確認アプリ COCOA」もこの構造のようです。
次のワクチン接種システムもどうやら、、同じかも知れない#多重下請け #中抜き #COCOA pic.twitter.com/Vtopn8rZxl— Shogo Miyauchi (@ShogoMiyauchi1) February 7, 2021
これが現実です。
中には14社、間に入っていたなんていう話もあるくらい。この物流業界は闇が深い世界です。
他の業種でも同じです。
😢メディア・テレビ・映像・アニメ・雑誌業界
😢建築・土木・解体業界
😢IT オフショア開発
😢車メーカーを頂点とした、いくらあるかわからない自動車部品メーカー
😢携帯通信協力会社
😢派遣
😢外国人斡旋業者
😢政治家への寄付金
😢選挙
今の世界は人の下に人を作ることで成り立っている。
福沢諭吉の有名な言葉。誰が流したのかわかりませんが(おそらくメディア)、あれはキリトリです。
人は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず
人はみんな平等で、上も下もない。
実際のところどうでしょうか?今の日本は、人の下に人を作っているのは明白です。
でも一万円札の人が言うんだから本当なんだろう。
この言葉には続きがあります。
人は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言へり
人は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言われている。
もうここからおかしい。福沢諭吉が言ったのではなく、言われていると言っているのです。完全なキリトリです。
この言葉はアメリカの独立宣言の序文を現した言葉です。
人は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言へり
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」また世の中にむずかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。そのむずかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人という。すべて心を用い、心配する仕事はむずかしくして、手足を用うる力役はやすし。ゆえに医者、学者、政府の役人、または大なる商売をする町人、あまたの奉公人を召し使う大百姓などは、身分重くして貴き者と言うべし。
世の中には賢い人、愚かな人、貧しき人、裕福な人、さまざまだ。
何が違うのか?それは学ぶか学ばないかである。
学んで難しい仕事ができる人。
大きく商売ができる人
他の国の語学ができる人
人を動かせる人
は自然とその家系は富んでいく(今の政治家を見てください2世3世の世襲の多いこと)
一般家庭にはみんな平等、みんな同じ、人に優しく。福沢先生もそうおっしゃっています。
だから一人が勝つのではなく、みんなが優しくできる世界を目指しましょう。
そうやって教育し洗脳します。
何せ日本のお金で一番高いお金の肖像画の人の言葉です。説得力は十分です。
方や、富裕層は、逆のことを言う
賢い人間が勝つ
勝たなければ意味がない
人を蹴落としてでも上にいけ
福沢先生もそうおっしゃっているだろう。
同じ福沢先生の言葉を引用した授業でもまるで反対の意味を教えるのが資本主義の労働者を育てる教育でした。