無理難題を言うと人は以外に団結する
こういった経験はないでしょうか?
上司から無理難題を言われたとき
明日までになんとかして欲しいと案件を頼まれたとき
絶対に無理だとわかっていてもチームで行動すると、いつに間にか無我夢中でその案件に取り組んでいることがあります。
それまで仲が良くなかった人でもいつの間にか共通の無理難題を前にしたとき、
今までのしがらみなしで共有できることがあります。
そうした経験こそ無理難題の団結力です。
そして、優秀な経営者は巧みにこの無理難題を提供しています。
無理難題を言われると
人間は団結するのです。
私が思うに、常に短に強敵がいる人はラッキーです。
その人が、嫌いな人なら余計ラッキーです。
人はなかなか自分で自分を制御できることができません。
ダイエットは明日から、明日から本気でやろう!!!!!
今日やろうと思っていたけど明日でも間に合いそうだから明日やろう!!
やっぱ明後日やろう!!!!!!
今日は頑張ったから来週にしようと!!!!!
いつに間にか先送りにするたびに何をするのかを忘れてしまいます。
強敵が身近にいる場合
その人は、今日やらなければいけないことは、今日やります。
もしそれを見ていたら、自分はどう思うでしょうか?
明日やっていたら勝てない。
あいつに勝つためにはあいつよりやらなければ勝つことはできない。
もしその強敵が、
同じ考えならライバルとなり生涯の友達になれるかもしれません。
強敵プラス性格の悪い仕事のできる上司の場合
この場合は最高です。
なぜならその人を超えたとき、景色が変わります。
仕事のやり方、教え方、その人の努力。
全てにおいて超えたときあなたは何倍も人間として成長していることでしょう。
逆に、怒られずに成長した人はかわいそうかもしれません。
今の教育は、怒らないのが大原則。
しかし、怒らなければ、何が悪かったのかわかりません。
優しく教えられたことは、すぐに忘れてしまいます。
人間として成長できないのです。
そして、競争力も無くなります。
みんな、平等、平和がいいじゃないかと言っていると、、、、、、、
国ごと崩壊することになりかねません。
今現在、高度成長している国は『追い越せ、追い抜けで』団結して頑張っている訳です。
それを呑気に『いいわいいわ。安くやってくれるから他国に任しておこう。』でやっていると、
仕事は無くなり、
いつに間にか、インフレに歯止めがつかなくなることだってありえます。
、、、、、脱線しました。
それぐらい身近な敵は大事だと思います。
大企業の場合、派閥を作り全てイエスマンで固めます。
その時点で敵がいなくなる訳ですから、当然成長も止まります。
今の日本企業の成長しない理由はそういうところに隠れている訳です。
悪役の必要性
日本の場合、島国ですから
海外の情報はほとんど入ってきません
ニュースも流しません。
ニュースは日本の国内の報道がほんとんどです。
特に日本人は、成功者が転落するさまを吊るし上げます。
一時期は、芸能人の不倫、不祥事、ばっかりやっていて
呑気な国だなーと思っていました。
しかし、
海外で反日報道が上がると、全てそっちを大々的に報道します。
その場合、日本人は団結して攻撃します。
そうです、
常に
悪役が欲しいのです。
会社でも学校でも、大なり小なりグループを形成します。
その中では、周りの噂話、グループ愛、自分たちのグループが最高だと団結します。
常にグループを作り牽制しあいます。
しかし、もっと大きな脅威ができた場合、
勝ち目がないと思った場合は一瞬で周りのグループが団結しあい組織を作っていきます。
これが資本主義となっていきます。
今は合併、買収で大きな会社は大きく、中堅の会社は中堅同士合併して大きく。
傘下に入っていきます
最終的にどうなるのでしょう?
買収を繰り返し、大きくなった会社は街を形成することもできるでしょう。
しかし、常に安定とは限りません。
リーマンショック級のことがあれば、、、、ほとんどが機能しなくなる。
買収して大きくなった会社は会社ごとにバラバラです。
下手をすると街ごと潰れることもあるでしょう。
そして
そうした会社で働く人たちは、マルチではありません。
部署を細かく分けて細分化し、その一定の分野に対してはものすごく知識を持っています
。
いわゆるSIerです。
しかし、その仕事がなくなってしまえば(会社がなくなってしまえば)、
他の会社では通用しません。
一生、安定だと思って大企業で働いていた人と、自分で小さいながらも全ての責任を持って働いてきた人では、経験値も人脈も全く違います。
どうか、ショックが起きないことを願うばかりです、、、、、、、、、、、。
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