全くデジタル機器を使わない
生活を提供するブートキャンプ
全くデジタル機器が使えない状態になったら人々はどうなるのか?
それはいつ起こりえるかわかりません。
言ってみればいつでも起こり得ることと言えます。
去年の北海道での震度7の地震。
その地震で北海道中の電気供給がストップしました。
デジタル機器は電気で動いているものですから・・・・・。
電気が止まってしまったら一気にインフラがクラッシュすることになります。
今回は夏でしたが、それが北海道でしかも真冬に起こっていたら大変なことになります。
今回の北海道を例に見てみると
損害としては、計り知れないでしょう。
町中が暗闇になる。
下の写真は北海道一の歓楽街ススキノのど真ん中です。
酪農が盛んな北海道ではデジタル化が進み、どこの酪農家も
プログラムで牛の体調の管理、搾乳の時間、搾乳の量、運送量を
コンピューターで管理しています。
それが全てストップしてしまうと品質が保てなくばかりか、全てが廃棄になり出荷することもできなくなります。
結局、全て絞った生乳は廃棄処分になったそうです。
現に日本中で乳製品が品薄状態に陥りました。
苫小牧にあるトヨタ自動車も操業停止。
電力の供給が追いつかないため、工場をストップするしかない。
プラス、トヨタ自動車はカンバン方式をとっており、
トヨタ自動車の組み立て工場は使う分だけの部品在庫しか置いていない。
そうすると、以前の東日本大震災の時もそうだが、
一つの下請け工場が部品を供給できないと全ての工程でストップしてしまう。
カンバン方式について
トヨタ自動車ではなるべく効率良く生産するために、「トヨタ生産方式」をとっています。これは、よいクルマをより安く、はやくお客様にお届けするために、あらゆるムダをてっ底的になくすことをめざしている方法です。
その1つに「必要なものを必要な時に必要なだけつくって運ぶ」という仕組みがあり、それを実行する道具として「かんばん」というものを使っています。この「かんばん」にはいつ、どこで、何が、どれだけ使われたかが書いてあるカードです。部品箱1つ1つに「かんばん」がついていて、部品を1つ使うと「かんばん」をはずします。組み立て工場では定期的にこのはずされた「かんばん」を回収して部品工場へ届けます。部品工場の人は、「かんばん」に書かれた数の部品をつくります。こうすることにより、部品工場はつくり過ぎのムダがなくなり、組み立て工場は使わない部品を置くスペースのムダがなくなるんですよ。
現在は、電子化(でんしか)された「かんばん」データを、協力会社へ送る方法を行っています。電子データをすぐにやりとりできるので、とても便利になりました。
引用 トヨタ自動車
このように、災害や人的要因によっていともカンタンにライフラインは切断されます。
ならば、いっその事デジタル機器を一切
使わない時間も重要なんじゃないか?
私はそう思いました。
今の人類がどこまで電気なしで生活できるのかはわかりませんが。
そういう空間を提供することはできるんじゃないか?と思います。
そこで改めて体験することで気づくこともあると思います。
いつ起こるかわからない災害に対処するなら一番いい方法。
そんなの田舎に行けばできるじゃないかと思う方もいらっしゃると思います。
そうではなく・・・・
今の日本は都市部にどんどん人が流れ込んでいること。
人口が密集している都市部で電気無しの状況が起きたらの想定です。
高層マンションは自動ドアは開かず、エレベーター、空調、セキュリティー、水道、
酷い場合は倒壊による危険。
一つが倒壊すれば、ドミノ方式になる可能性もあります。
東京に行かれた方はわかると思いますが上はビルだらけ下は地下鉄だらけ。
地下鉄の下にまた違う地下鉄が走っている状態。
結構、東京って危険だと思いますが、、、、、。
いまだに東京都に人は集まるようになっています。
ひとたび、東京のインフラが崩れたパニックになるのは目に見えています。
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