【孤独な老後】定年後なにをしたらいいのかわからない|大変なのはこれから

 

 

サラリーマンが定年すると、孤立が待っています。

会社で偉い地位に行った人ほど、そのあとの老後は悲しい人生が待っている。

 

 

 

Focus

✅全てをお金に換算してしまう

✅近所の人に横柄な態度をとってしまう

✅近所付き合いしていなかったから、仲間に入れない

✅会社を退職してからも、部下から相談がひっきりなしだと思いきや一切ない。

奥さんを家政婦としか思っていなかったため、退職と同時に離婚

子供の相手もしてこなかったため、一切寄り付かない。

プライドが高いため、誰にも相談できない

✅老人ホームで、寂しく最後を迎える

 

 

 

思い当たる人いますか?

 

一生懸命働いてきたから、有意義な老後が待っていると思っていませんか?

 

 

一度、街中を歩いてみてください。

平日、昼間、一人で、

何をするでもなく、何をしたらいいのかもわからない高齢者をたくさんみることになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

サラリーマンを増やしたのは、正解だったのか?

問われる日本の社会風土

 

 

 

自営業者率  

 

1990年 22.3%

2010年 12.3%

2017年  11%

 

会社員の数

 

1959年  50%

1993年  80%

2005年  84.8%

2017年  89%

 

 

 

バブルが崩壊するまで自営業者は20%を超えていました。

働く人の5人に1人は経営者。

それが今や2017年 働く人の89%が会社員・雇用者

 

 

 

2019年の雇用者数は5,660万人

そのうち正規の職員・従業員数は3,494万人

非正規の職員・従業員数は2,165万人

外国人労働者数は165万8804人前年同期比19万8341人(13.6%)の増加

 

 

 

 

 

会社員と個人経営

 

 

昔は個人経営のお店が多かった。

それが、バブルがはじけ、不況になると若者は一斉に会社に勤めるようになる。

安定を重視するようになり公務員に応募が殺到するなんて、昔じゃ考えられなかったと思います。

 

現在の就職人気ランキング

1位 地方公務員

2位 国家公務員

3位 グーグル

みたいです。

 

 

 

個人経営の老後

 

どっちが儲かるとか考えると個人経営でしょう。

高度成長時代、仕事はいくらでもありやればやるほど儲かる。

人を増やせば増やすほど利益がかさ上げされていく。

 

独立・暖簾分けして、新米だった奴が、一端に会社を経営していくのをみるのは、我が子と同じくらい可愛く映ることでしょう。

 

そのπが小さくても大きくても、自分は最後まで現場にでてみんなの仕事ぶりを見ながら人生を終える。

家族のために働き、仲間のために働き、人のために働く。

大事なのは、死んだ時にどんなだけ周りに人がいて悲しんでくれるかじゃないのかな。

 

 

 

 

会社員の老後だとどうでしょう?

 

 

 

昼間とかを見ていると、何をしていいのかわからない高齢者が本当にたくさんいる。

会社員は会社を退職したら、ほとんど付き合いが無くなります。

それは会社に依存してきたから。

会社の中の自分とプライベートの自分。

 

当然、会社は退職した人間にかまっている時間はありません。

そうするとどんだけ会社に貢献したとしても(自分で思っているだけかも)お払い箱です。

 

 

今まで仕事しかしてこなかった人は、何をしていいかわかりません。

趣味もありません。

近所付き合いもしてこなかったので、誰が誰だか全くわかりません。

 

当然、定年退職したから仲間に入れてと言っても、今までの生活を近所の人は見ていますから簡単に馴染むことはできないでしょう。

結果的に何をしていいかわからない高齢者がウロウロ歩いているという状況が起きるのです。

 

それが続くと一気に痴呆・認知症が進みます。

自分の今までの実力と誰にも相手にされない自分とのギャップがそうさせてしまいます。

 

家族も面倒を見られなくなり(家族がいれば)老人ホームに、最後は悲しい終わりを迎えるかもしれません。

 

 

 

これが現在の時点の悲しい人生の終わりです。

しかし、これから先はこんなものでは済まなくなるでしょう。

 

 

・高齢者の増加

・少子化の加速(2021年の予測は80万人割れ

・ソーシャルディスタンス

・非正規雇用

・生産海外移転

・孤独化・孤立化

・離婚率

・会社員主義

・地域の消滅

 

 

 

 

 

 

その先にあるもの

 

企業は拡大していくために、個人経営の会社を尽く潰していきました。

 

傘下に入るか仕事を失うか?

銀行の貸し渋りに合うか合わないか?

 

・大企業は高収入を約束

・安定した生活

・潤沢な資金

・老後の約束

・年功序列の出世

 

 

人が増えれば増えるほど優秀な人間も集まる。

知名度も上がる

仕事も増える。

この法則の元、1980年以降今の大企業は規模を拡大していきます。

からの2020年

 

 

 

 

 

 

仕事は自分でやるものではなく、下請けにやらせるという働き方が蔓延

労働力の安い海外に工場を移転

外国人労働者を実習生という名のもとに大量に安い労働力を確保

2019年、外国人労働者数は165万8804人前年同期比19万8341人(13.6%)の増加

 

 

下請けが下請けに回すという働き方。

大企業で雇えなくなった人間を天下りさせ、その会社を通して(実際は何もしない)下請けに回すというやり方が蔓延。

大企業は値下げを強要し、拒んだら同業他社に丸投げ。

創業者の一族が企業の重役に鎮座し、

時代遅れの経営者が、時代遅れの方法で会社を引っ張ろうとする。(創業者を神様のように崇める

 

 

当然、大企業がそう言ったやり方をするから下請けも同じような経営スタイルをとることに。

簡単にいうと、大企業からしたら中小企業にイノベーションなんか起こしてもらいたくないわけです。

そんなことされたら、自分たちの立場が弱くなりかねない。

そう言った企業を、潰そうとする文化の完成。

 

 

 

その間にアメリカは、日本のインターネットインフラを瞬く間に奪取。

(下請けには強いが、強者には弱い。そういうカッコ悪い奴、学校に数人いましたよね)

中国は、類似品を製作し日本の製品よりも30%ほど安くすることでシェアを確保。

 

結果、日本の産業は細くなり、終身雇用なんて言ってられないという状況になります。

 

 

 

 

 

終わり

 

まだ、今の高齢者は退職金もあるし年金もある。

自社株を保有していれば、ほとんどが上がっている状況(昔に買っていれば)でお金に困ることはないでしょう。

 

 

派遣社員が蔓延する今の世代が

 

 

2019年の雇用者数は5,660万人

そのうち正規の職員・従業員数は3,494万人

非正規の職員・従業員数は2,165万人

 

 

高齢者になった時、社会保障はまともに機能していないでしょう。

 

政治家や大企業経営陣もわかっているはずです。

わかっていてやっているんです。

彼らの根本にあるのは、自分たちには関係ないから。

 

派遣社員を大量に作って、保証もなく働かせても、こんな未来になるとは想像できなかったと言えば済む話ですからね

 

そんな先のことは、その時の政治家・経営陣が考えるだろう。

俺がそんなことを今、口にして改革なんかして失敗したら、俺の人生台無しになるじゃん。

 

鬼滅の刃が歴代1位になって煉獄さんがすごいとなっても、この日本人の考えは↑↑は変わりません。

 

 

 

 

少子化の原因の一つにそんな未来を若者は容易に想像できてしまうからかもしれません。

子供に苦労させてしまう。

子供が大人になった時の日本を想像してしまう。

未来に希望が持てなければ、日本は沈没です。

 

 

 

 

 

 

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