トラックドライバー|役に立ちそうな資格をとっていく

 

 

 

 

トラックドライバーの仕事

 

それは運転です。

 

荷物をA地点からB地点まで、間違いなく同じ状態で届けるという仕事。

 

しかし、今問題になっているのが、運転以外のところ

 

車両は進化していっている。安全に配慮したトラックを次々と開発していっています。が、

 

長時間待機

 

手積み手下ろし

 

 

 

 

長時間待機は荷主の都合です。待たせるのはなんとも思わないのに、少しでも遅れるといつまでも怒られる

 

 

手ずみ手下ろし。パレットに綺麗に乗っている荷物をわざわざばらしてトラックに手で積んでいく。

下ろす時は、またパレットに下ろし先のパレットにてで下ろして納品する。

 

 

これらが物流業界の普通ということが世間に認知されブラックな環境がバレてしまう。

SNSで簡単に知れる若者たちは、トラックドライバーという選択肢をいち早く外すことになる。

 

 

 

 

トラックドライバー|会社員だが会社員ではない【資格の重要性】

 

 

トラックドライバーといっても、数機にわたります。

 

 

中には、規定時間内で手積み手下ろしでなく、年収600万円を稼いでいるドライバーもいる。

 

過労とは無縁のドライバーもいる。

 

マイホーム、マイカー、日曜は家族でお出かけ。

 

 

基本的にネットにでる話やマスコミが取り上げる話題は、ブラックなモノをさらにブラックに見せ、物流業界全体が全てブラックだと印象つける。(どこかのビックモーター社長がそんなLINEを暴露されていました)もちろんブラックな運送会社もかなりあるのが現実です。

 

 

 

 

今ドライバーの求人を閲覧すれば、とんでもない数がヒットします。

 

来年の2024年問題に向けて、どこの会社も人材確保に必死なのがよくわかります。

 

ドライバーを集めるべく、手積み手下ろしなしを主張する会社

 

年間休日100日以上

 

大手の取引で安定した荷量

 

2024年問題完全対応

 

 

あ〜そうなのか。じゃあこの会社は安心だね。となってはいけません。

 

今は会社の口コミを見れる時代です。

 

必ずチェックしましょう。

 

上記に当てはまっていても・・・・・

 

 

年功序列で新人はキツいルート

 

派閥争い

 

基本給9万円

 

事故した場合、ドライバーに払わされる。

 

危険運転ドライバーのタレコミ

 

パワハラ

 

 

実際の働いていた人の口コミは参考になります。(全てが本当かどうかは自分で判断する必要があります)

 

求人を観て、入ったが実際は全然話が違うなんてよくある話です。

 

 

 

 

 

ここらが本題です。

 

ブラックな会社を避けて、有意義なドライバーライフをするには・・・・・資格です。

 

資格を持っているだけで、話は全く違ってきます。

 

資格を持ってなくてもユニックなんて運転できるわ。確かにそうです。資格がなくても何回もやっていればできるようになります。

しかし、お客さんの会社のユニックを使う場合、資格がなければ運転させられない。

もしも事故が起きた場合、無資格者を常時作業させていたということで問題になります。

 

そう。できると資格を持っているとでは全く違ってくるのです。

 

 

 

 

 

ドライバーが持っていて有効な資格


 

 

 

・大型免許

 

トラックドライバーのトップ免許

 

大型免許があれば、全ての大きさのトラックを運転することができます。

大は小をかねる。

 

トラックだけではなく、ダンプカー、ミキサー車、タンクローリーも大型免許で運転できます。

 

車両重量11トン以上

最大積載量6.5トン以上

乗員定員30名以上

 

 

個人宅配からのステップアップ【大型免許|合宿】

 

 

・フォークリフト

 

どこの会社もパレットはあります。

フォークリフトの免状がないために、手ずみ手下ろしの仕事しか回されない。

パレット積みだが、免状がないので、荷主側の人にやってもらうのを待つ。

 

普通免許取得者ならば

4日間 31時間 45000円ほどで取得できます。

 

 

 

 

・けん引

 

けん引免許はコンテナなどの車体と荷台が別れているものを運ぶときに必要となる免許

 

750キロ以上のトレーラーは運ぶ資格

 

けん引の場合は、大型免許が必須になる場合が多いので、けん引免許だけではあまり目的に合いません。

 

しかし、大型免許プラスけん引免許の場合、ほとんどの物を運べるようになります。

 

 

 

 

 

・乙4

 

乙4は危険物取り扱いに必要な資格になります。

トラックに危険物?

主にガソリン、灯油、軽油、重油、工場で使う化学薬品などタンクローリー車で運搬するために必要になる資格になります。

 

何がいいのかというと、まず引火性液体なので手積み手下ろしという仕事ではなくなります。

 

行く場所も決まっているので仕事に慣れてくると1日の予測はつきやすくなります。

 

この資格は国家資格になります。受講すれば取得できるというものではなく、試験で合否が決められます。

 

乙4なんて簡単。という人もいますが、難化傾向にあると思われます。

実際に今年取得しましたが、ある程度真面目に覚えないと落ちる可能性は高いです。

 

詳しくはこちら

乙4は簡単? 実際に取ってみたが予想以上に大変

 

 

 

・甲種

 

 

甲種とは、危険物取扱者の最も高い資格

 

乙種は6類に分かれています。それら全部を取扱できるのが甲種になります。

 

受講資格あり

 

ただ、タンクローリーで必要となるのは、乙4がほとんどになります。

 

甲種はどちらかというと大規模な工場やビル管理なんかで必要となることが多い。

 

 

 

 

・玉掛け

 

玉掛けとは、重量物特に建築現場などの重たい物を掛ける時に必要となります

 

主に必要となるのがユニック車

 

物をフックに掛けるだけと思われますが、ミスをすれば重大な事故・死亡事故につながります。

 

ユニック車なので小型移動式クレーン技能講習も必要となります。

 

 

 

 

・小型移動式クレーン

 

玉掛けした荷物を、クレーンのフックにかけて移動させるために必要となります。5トン未満

 

 

 

 

 

・高圧ガス移動監視者

 

 

高圧ガス移動監視者は、高圧ガスを輸送するときに必要となる国家資格。

 

主に酸素、水素、液化ガス、毒性ガス、特殊高圧ガス

 

基本的には工場への出荷

 

今後、水素自動車の普及次第で爆発的に忙しくなる可能性を秘めています。

 

水素ステーション  2023年163箇所

 

2025年320箇所を予定

2030年900箇所を予定

 

 

 

乙4はガソリンなどの引火性液体、高圧ガスとはまた違ってきます。

 

 

法令3時間 学識保安管理11時間のオンライン講習を受けて、試験に挑みます。

 

詳しくはこちら  高圧ガス高圧ガス保安協会

 

 

 

 

 

 

・運行管理者

運送会社に運行管理者は必ず必要になります。

いないと営業できない規則になっています。

通常は1年以上の実務経験を必要としますが、未経験でも講習を受けることで受講資格を満たすことができます。

詳しくはこちら

 

 

 

 

・通関士

 

 

通関士は港湾や税関などで物の輸出入に携わる場合に必要になる資格

 

海で囲まれている日本。日本の物流だけでなく、海外の商品を運んでいる運送会社・海運会社も数多くあります。

 

運転業務だけでなく、通関業務もできることは会社にとってメリットでしかありません。

 

 

 

 

 

 

これらの資格、会社でも取らせてもらうことができます。

 

が、できれば資格は自分で取ることをオススメします。

 

理由は、資格を取らせてやった。会社のお金で取らせてやったのに辞める?この恩知らずが。となるからです。

 

また高額な資格に大型免許やけん引免許になると3年間はやめられないという条件をつけさせられます。

 

まあ簡単にいうと3年間の間に免許取得費用の分は給料からわからなく差し引く、またはプラスで(キツい労働)稼いでもらうよという話。

 

その会社にずっと働きたいという場合は問題ないですが、実際のところ来年から始まる2024年法改正で物流業界はどうなるかわかりません。

 

他の会社がどんどん給料を上げるのに、自分の会社は足元見られ(資格取らせてやっただろ)全く上がらない。

 

新しく入ってきた新人の方が条件が良くて給料が高い。

 

そんなことが普通に起こることも考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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