ユニクロやソフトバンクがやっている2段階店舗経営ってなに?【違いについて】

 

 

 

 

2段階店舗経営

 

 

わかりやすく言うとこう言う事です。

 

 

✅ユニクロとGU

 

✅ソフトバンクとYmobile

 

✅洋服の青山とTHE SUIT COMPANY

 

✅AOKIとORIHIKA

 

 

 

どちらも同業種で同じ会社が運営している

 

メインブランドとサブブランドとも言えます。

 

一見、同じ業種を2つに分ける意味なんてあるの?と最初は疑っていた方も多いかもしれませんが、企業はこれが大当たり。

 

 

詳しく見ていきましょう

 

 

 

ユニクロとGU

 

もともとユニクロはファストファッションです。

ユニクロ自体が安いのに、さらに安くしたブランドがGUです。

お値打ちな価格と品揃え、カラーで一気に全国に店舗を出店。

 

当初は、戸惑う人も多かったと思いますが、今や各社とも認知され、ユニクロ・GUを運営しているファーストリテイリング社は、アパレル時価総額世界トップまで登りつめています

 

 

 

 

 

ユニクロの今と昔

 

昔のユニクロは、品質的にはそこまで良いとは言えず、安いから仕方がないか。と着ている人も多かった。

 

形もオーソドックスで如何にも大量生産された商品と言うイメージ。

 

 

しかし、いつの間にか・・・・・・・・・・・・

 

あれ?値段のわりに品質がいいんじゃない?となっていきます。

 

ジーンズもアウターもフリースも、どんどん改良され着心地がいいと認知され始める。

 

 

✅値段が安い

✅機能面もいい

✅気を使わなくてもいい

 

 

 

 

 

 

ユニクロの評価を変えた商品|

エアリズムヒートテックウルトラライトダウン

 

 

 

 

エアリズムやヒートテックは本当にすごい

非の打ち所がないがないくらい素晴らしいです。

 

快適を求める今の世の中を象徴したような商品

 

また、毎日着ていても一向に破れない耐久性

いつ買ったのか忘れてしまうくらい長持ちします。

 

これらを開発したチームには、多額の報酬をもらっていることを期待します。

 

 

 

エアリズム 

 

 

 

ヒートテック

 

 

 

 

 

 

GU 

 

ユニクロより安く、若者向けの広告でイメージをアピールしています。

少し昔のユニクロを思わせるような、既製品っぽい作りや生地も薄め

 

しかし、このちょっとダサくてユルイ感じが若者に受け入れられる。

昔の人では、考えられないでしょうが、最近の若者はユニセックスであり、ゆるく、デザイン重視。

 

 

 

 

Focus

品質よりもデザインや値段を見て、たくさん購入する
既製品を自分なりにアレンジしてオシャレに着こなす事がカッコイイと言う風潮があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも待てよ。

ユニクロ自体、安くないですか?

値段もユニクロより1割、2割安いくらい。

なぜ、2段階で店舗を作らなければいけなかったのか?

 

 

 

 

 

・ブランドを分ける事で、路線変更を容易に行えるようになった。

 

・海外ブランド企業(H&M、FOREVER21,ZARA,アメリカンイーグル)等の日本上陸

 

・ユニクロより安い企業(しまむら、ネットショップ)にシェアを取られるよりは、ユニクロの値段を上下させるより姉妹店を作った方が有効的。

 

・GUを作ることによってユニクロのイメージを操作できる。

 

・ユニクロはシンプル志向・GUはトレンド志向

 

・少し高い値段設定にしてもユニクロだから安心というイメージが付けれる。

 

他にも

リスクを分散する意味

不祥事

不正

急激なブランド価値の低下

景気の変化による購買層の変化

が考えられます。

 

 

 

 

 

他の2段階経営企業も同じような感じ

 

ソフトバンクグループに関しては大当たりしているようです。

 

高くても最新のiPHONEが欲しければソフトバンクに

少々古い機種でも安い方(格安SIM)がよければワイモバイルに

見事にこの戦略があたりどちらのシェアも掴んでいます。

 

 

格安SIMのシェアは5割は ワイモバイル

 

 

 

 

 

 

 

そして忘れてはいけないのが、2段階店舗経営をしたからといって、成功できるとは限りません。

ユニクロ・ソフトバンクなどの成功は、

 

常に進化し続けている事。

 

ユニクロで言えば、常に新商品を開発し続けている。

 

 

・ブラトップ

・エアーリズムをあらゆるものに取り入れる (ズボン・寝具・アウター)

・ジルサンダー +J コラボ  (一瞬で売り切れる)

・無人レジ (置くだけで値段を瞬時に計算してくれる)

・子供商品・ベビー商品を充実

 

 

 

 

 

ソフトバンクで言えば、

 

✅LINEモバイルを買収

✅バーコード決済PAYPAYで異次元の還元

✅ZOZO子会社化

✅もはや、携帯事業会社ではなく、投資会社と孫さんはいっている。

 

ソフトバンクの純利益は3兆552億円

そのうち

SVF ソフトバンク・ビジョン・ファンドの利益は2兆7287億円

 

 

常に慢心することなく、イノベーションを起こしていこうと考えている企業でないとここまでの成長はありえません。

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

 

ここではいい事ばかりを書いてきましたが、ちゃんと裏の部分も知る必要があります。

 

・なぜ安く購入できるのか?

・従業員の離職率が多いようだが?

・大量に作られて余った商品はどうなっているのか?

・どこでどういった人たちがどんな環境で製造しているのか?

 

 

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面があれば裏がある。

どんなこともそうですね。

 

 

 

 

 

 

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