車が売れない理由は必然・物づくり国家じゃなくなったから

 

 

 

 

車離れというワードが飛び交っている日本。

 

 

理由としては

 

 

・維持費が高い

・都会は車がなくても移動できる

・他の遊びが増えた(スマホとか)

 

 

 

 

しかし、私が思う車離れの理由は・・・楽しくないから(ワクワクしないから)

 

 

ただの移動する機械として扱われているような感じです。

 

 

 

 

・昔の車は、よく壊れます。

・自走アシストブレーキなんてないから、そのまま突っ込んでいきます。

・無駄に高いエンジン性能と非力なブレーキ

・簡単に取り外しできる部品

 

 

でもそれがよかった。

それが楽しかった。

 

自分でイジること。

自分好みにカスタマイズすること。

自分で修理すること。

完璧ではない乗り物を自分の腕で走らせること。

 

 

Focus

車が走らせてくれているのではなく、自分で走らせる楽しさ

カスタマイズして優越感にひたる

ここに物づくりで成功した日本の原点のようなものがあると思っています。

 

 

 

 

 

 

車だけではありません。バイクも自転車も家具も、庭も。

 

日曜大工という言葉があるように、みんな自分で修理して日曜日を過ごしていました。

今は、ちょっと壊れただけで廃棄・新しい物を購入。

(休みはイオンや部屋の中でスマホで一日過ごす感じ?)

 

 

 

 

 

今の車に求められていること

 

 

・快適な室内

・静かで無難なエンジン

・低燃費重視

・丸っこい可愛いデザイン

 

 

 

年式が古くなれば格安で取引され、ちょっとでも壊れていれば廃車、スクラップ。

本当にどれも同じような形で、丸っこくて、小綺麗な車ばかりになりました。

 

 

 

昔の車が高値で取引されている。

 

ハチロク(AE86)

 

シルビア(S13、S14、S15)

 

GTーR(32、33、34)

 

スカイライン(タイプM)

 

マークⅡ (1JZーGTEシリーズ)

 

シビック(タイプR)

 

RXー7

 

 

20年30年以上昔の車が100万円以上300万円とかで売られています

ポイントは、FRでターボ、 MT、自動制御なんてほとんどない。

運転していて・乗っていて楽しい車です。

 

 

 

 

では最近の車のFR・ターボはどうでしょうか?


 

 

調べてところ

 

レクサスIS200t

レクサスLS500Fスポーツ

エブリイ

アトレーワゴン

など

 

非力な軽自動車か500万円以上する高級車にしかない

500万円以上する車を自分でカスタマイズしようとは思わないですよね。

 

 

 

 

 

なぜなくなった?

 

 

・作るのにコストがかかる (FFの方が量産しやすい)

・車の性能よりも安全性や燃費、室内の快適性が重要になった。

・構造上、室内を広く作れない

・楽しさよりも燃費と安全性

・量産に向いていない

・事故が増えれば、一般人やマスコミがメーカーの責任と騒ぎ出す。(マスコミは広告料を何百億と払っているから対策済み。しかし、事故を起こさない車 = ガチガチに制御された動く乗り物 = 乗っていても面白くない)

 

 

昔のようにシャコタンやマフラーやエアロなんかをつけている車はだいぶ減りましたよね。

自分でイジるなんてことも全くしなくなったことでしょう。(ボンネットの開け方も知らないとか)

 

 

 

 

 

 

 

全て誰かにやってもらうという風潮に

 

 

 

これが、全ての原因です。

 

誰かにやってもらう。

自分は手を出さないけど、誰かがやってくれる。

 

これが物づくり国家日本を崩壊させました。

 

 

・生産は安い国に丸投げ。

・金払えばなんでも変えるんでしょ。

・日本で作るよりも途上国で作った方が安いから。

・全部技術を教えて作らせよう。

・渋ってきたらまた違う途上国で作らせよう。

・野菜や穀物も日本で作るよりも海外の方が安いからそうしよう。

・たくさん輸入してコスト下げて、安く売れば儲かるぞ(商社のみなさん)

・商社のみなさん:::日本の作物が売れないのは企業努力が足りないのでは?

・仕事は下請けに丸投げ。

・汚れる仕事は、負け組な風潮

・フルオートメーション化された工場

 

 

 

物を作るというよりも管理する

その方が、作っている人たちよりも裕福な生活ができるというおかしな状況

 

 

 

           

 

 

 

これが、今後どうなっていくのか?

 

もちろん、この先もこの流れは変わらないでしょう。

どんどん効率化されていき、人は働かなくなる。

左から右に、話を降るだけの仕事。

残業も禁止

コンプライアンス

コンプライアンス

コンプライアンス

 

 

ターニングポイントは必ず起こります。

 

・急に生産させていた国が内戦となった。

・もう今の途上国よりも安く使える国がなくなった。

・世界的日本バッシング(外国人労働者を奴隷のように扱っている)

・世界的に食糧不足に陥った(金があっても変えません)

・世界的パンデミック

・アメリカが怒った

・世界大戦

 

 

 

その時、日本はどうなるのか?


 

・生産技術やノウハウは海外に持っていっています。

(ノウハウがあれば、途上国はそのまま違う製品を製造することができます。)

 

・食糧危機が起こります。

(現に世界人口は爆発的に増え続けている)

 

・外国実習生、日本に旨味がないとわかれば速攻で帰るでしょう。

(その時、外国人実習生ありきの産業は壊滅します)

 

 

 

 

下の人間を奴隷のように扱う国民性

現に今でも世界から日本は奴隷のように外国人を使っていると言われています。

この外国人労働者の件、今では普通のように働かせていますが、海外や日本の一部では問題となってきています。

これが今後、日本を終わらせる世界的な問題になるような気がしてなりません。

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

 

 

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