日本の残念な働き方|責任の擦り合いばかりで疲弊していくJAPAN

 

 

 

 

日本は、細かいぐらいに細かく検査する

 

それがメイドインジャパンの証

 

それが保証になり不良品の数が少なく、安心して商品を買うことができる

 


 

しかし、それは以前までの話。

 

メイドインジャパンはという言葉は残るが、作っているのは外国の工場だったり、下請けの外国人実習生だったりします。

 

 

 

 

 

 

日本の下請け工場


 

下請けは本当に大変だと思います。

下にいけばいくほど、

上から降りてきた仕事を(ピンハネされている)安い値段で確実に行わなければいけない

 

 

 

 

・単価はピンハネされ

 

・契約書は最初よりも増え<===中間業者が入るたびに条件が付けくわっていく

 

・ミスがおきた場合の責任は下請け会社 <====仕事を下に流しただけの中間業者は注意のみ

 

 

ここで責任がどこにあるのかを明確にさせます。

要は責任の擦り合い。

 

 

 

 

 

UBERの場合(アメリカの会社)


 

UBERに登録に行った時、衝撃を受けました。

 

簡単なビデオを見せられ、契約書にサインしてバックをもらい、じゃあこれで終わりです。

 

 

 

試しにアプリをONにして見てください。

 

はい、鳴りましたね。

 

じゃあ、とりあえずそのオファー取ってみましょう。

 

いってらっしゃい。

 

 

 

そのままダッシュでマックに行って、よくわからないけど受け取り、慎重に運転して商品を宅配した記憶が残っています。

 

 

とりあえずやってみましょう。

やってみてどうだったのか?

どうすればいいのか?

どうやって使うのがいいのかは行動して、自分の頭で考えて行動してください

 

 

 

 

 

 

日本の企業ならどうなするだろうか?

 

まずは分厚い本を一人一人に配り、長々と講義から始まり、運転の仕方、安全確認、責任の所在、渡し方、礼儀正しくなどを人がやることでしょう。

 

それから社員か先輩が初め付き添って手取り足取り教えながら進めていく。

 

マニュアル通りに実行し、その通りにやってください。自分でアレンジはしないでください。全部教えたわけだからミスするわけないよね?

 

 

 

 

 

 

日本企業と外資企業


 

本当に全く違います。

 

とりあえず自分の頭で考えてやって

 

 

1から10まで長々と教えて、もしミスったらちゃんと全部教えたよね?なんでこんなこと起こるの?

 

 

自分の頭で考えさせるか、ただ受動的に全部を説明してミスしたら徹底的にいじめるか。

 

 

 

 

 

なぜこうも違うのか?

 

 

日本の企業は失敗を恐れ過ぎる現象


 

 

今ではほんの些細なことでも、SNSに流される。

 

ちょっとした言動でも

 

ちょっとした小競り合いでも

 

ちょっとした不良品でも

 

ちょっとしたコンプライアンスでも

 

 

 

日本は、徹底的にカイゼンし、ミスや不良品をなくすことに心がけます。

 

確かに正しいことですが、あまりにも気にし過ぎ。

 

それによって、苦労するのは下請けの末端の工員だったり、大きな会社の若い社員です。

 

不良品を出さないために、潔癖なまでの検査を強いいる。

 

もしも、不良品を出してラインを止めた場合、徹底的に調査が入り原因を追求し、品質向上への努力、ペナルティー、カイゼン対策が増える。

 

 

責められるのは安い単価で実際に生産している工場。

 

 

何もせずにその仕事を下に流しただけの会社はお咎めなし。(だいたいは天下り用に作った会社)

 

疲弊していくに決まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

雇われ社長の思考


 

 

           
 

 

 

 

大きな会社になると定期的に取締役や社長の入れ替えを行います。

 

専務 常務 副社長 などから次の社長が選ばれる。

 

社長選任の際も、派閥であったり、談合だったり、ネガティブキャンペーンなんかが行われます。

 

さて、その社長。

 

何をするのかというと何もしません。

 

本当に何もしない。

 

それはゴールが社長になることだからです。

 

 

小さなときから勉強ばかりしてきて、受験戦争で志望校を勝ち取り、

 

みんなが羨む大手に入社し、何十年とかけて、地固めして派閥を作り、上司に媚び売って着々と出世してきた。

 

その間に何十人と邪魔な人間(優秀な人間)を罠に嵌め、左遷させてやってきた。

 

そして、白い巨塔並みの社長選任。

 

ようやく手に入れた自分の中の頂点。それが達成した以上、もうすることはありません。

 

あとは、何を考えるかというと・・・・

 

波風立てずに数年の任期を終えること。

 

今の業績、今の状態を維持できれば、自分の社長としての立場は完成する。

 

改革や挑戦なんて言葉を口にするが、実行することはない。そんなことをして不正が明るみになったら困るから。

 

だから、不正があったとしても徹底的に隠蔽する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外資の場合


 

まずはやってみよう。

やってみて自分の頭で考えて行動しよう。

 

できなければ、すぐに配置変換。

 

優秀な人間が出世しリーダーとなっていく。

 

 

Focus

検査?

一個一個を人が検査しているのか?

何千個もあるんだぜ?

その中の一個の不良品を探すのかい?

しかも人力で?

 

そんなのコストがかかりすぎるし、だいたい何千個も確認する人の検査は信用できるのかい?

 

外資は、そんな合ってるか合ってないかの検査よりも、3Dスキャンで検査する方を選ぶ

 

 

 

           
 

 

 

日本の生産性はとんでもなく悪いです。

 

日本の一人当たりの労働生産性は78,655ドル OECD加盟38カ国中28位

 

 

アメリカ  141,370ドル

デンマーク 123,792ドル

ドイツ   107,908ドル

イギリス  94,763ドル

 

 

 

 

日本の時間当たりの労働生産性 49.5ドル。アメリカ80.5ドル

 

 

 

 

安い環境に慣れすぎた日本は、さらに安い物と安い人件費を好む

 

それがデフレ30年という副産物です。

 

 

 

 

 

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