【UBER】フードデリバリー |ドライバーをいつまでも募集するわけ|法人化で個人はオワコンに

 

 

 

UBERでは常に紹介キャンペーンを行なっています

 

ドライバーが新しく始める人を紹介し、5回くらいの配達を達成すると1万円〜3万円のキャッシュバックが行われる

 

なぜいつまでも配達員を募集し続けるのか?

 

もうすでに配達員は飽和している都市部

 

募集し続けるには理由がある

 

 

 

 

 

πが大きくなる


UBERと配達員の関係性は業務委託

 

業務委託ということは従業員ではない。

従業員ではないため固定の報酬という概念はありません。

いくら配達員がいても困ることはないのです。

 

 

 

 

 

 

 

報酬の最小化


 

人が飽和状態になっていけば、人手が困らなくなっていけば、企業は報酬を安くしていきます。

 

今まで500円だったのが480円でも配達する人がいる

450円でも配達する人がいる

420円でも配達する人がいる

配達員が多ければ多いほどこれができるようになります。

今では短距離の場合、300円が当たり前に。

 

 

 

 

 

 

配達バックが売れる売れる


 

UBER・出前館共に、配達バックの指定はありません。

UBERバックの場合は、4000円。コロナでパニックになっていた頃は8000円くらいで売られていました。

これに付随して、類似品のデリバリーバックがAmazonなんかで大量に出品されています。

 

配達員は日本だけで20万人超え

 

20万人 ×  4000円  = 8億円

 

UBERの場合は世界中で行われていますから、バックだけでも相当な数になります。

 

 

 

 

 

 

 

寡占状態  Oligopoly


 

今ではUBERと出前館で寡占状態になっています。

この両者が競争して配達員を確保すればドライバーとしては報酬が上がりやすい。

逆にUBER・出前館で落とし所を模索し出せば、ドライバーの報酬は安くなっていく。

 

DiDi  フードパンダ が日本から撤退したことで、配達員はUBERと出前館に流れたと言えます

 

そして、UBER・出前館共にソフトバンクグループ(ソフトバンクとZホールディングス)が出資しています。

同じグループがUBER・出前館両方ともに多額の出資をしているということは、両方を同時に操作しやすくなる

 

 

 

 

           
 

 

 

 

 

小さな法人化を作り始める


 

UBERが法人と契約して稼働し始める

 

今までは個人としての契約

 

これから始まるのが法人契約としてのUBER配達員

 

 

 

 

 

 

何が違うのか?

 

・時給制

・8時間チャーター制

・応答率90%以上キャンセル率2%以下

 

 

 

これからこれが主流になっていくかも知れません。

 

 

UBERからしたら、嫌煙されやすい場所へのピック、遠い配達先案件をとってもらう事でお客満足度が向上する

 

雨の日なんかの配達員が少ない時でも強制的に稼働させれる

 

現金扱いをデフォルトで強制できる

 

 

 

これはかなり大きいです。特に応答率90%以上キャンセル率2%以下。

 

 

必然的に法人の方に多くのオファーを流し始めるでしょう。

 

 

そうなった場合、

・個人のドライバーは報酬が上がらない。

・低単価。

・オファーがないから法人と契約して稼働し始める

 

 

まさに思うツボです。

 

 

 

 

 

 

最重要ポイント

配達員は法人と契約し始める????

 

なんで自由な働き方がいいUBERなのに時給制でやり始めるんだ?

 

なんで手数料を引かれてまで法人でやり始めるんだ?

 

そんなの自由じゃないし、アルバイトと同じだろ?

 

そんなの誰もやらない・・・・と思うかも知れませんが

 

 

 

 

実際にAmazonなんかではこれが起こっています。

 

 

Amazon

 

Amazonは配送をヤマトや佐川だけではなく、自社で取り扱うようになる

それが

Amazonフレックスとデリプロ

 

・Amazonフレックスは個人契約

・デリプロは法人契約

 

 

今まではAmazonフレックスの仕事(個人契約)の仕事が多くありました。

しかし、Amazonは法人契約のデリプロに仕事を任せるようになります。

結果的に、Amazonフレックスのオファーは激減、仕事はない状態に。

仕事がなければお金にならない。生活ができない。

となると、Amazonフレックスのドライバーがデリプロに入る形で仕事を得ることになります。(社員ではなく、ここでも委託契約

 

仕事はありますが当然、間に会社が1つ入ることで時間報酬は減り自由に働く日も決められなくなります。

 

・Amazonからしてみれば法人に丸投げできて、仕事が減る

・配達料は今までと同じだが、余計な経費を使わなくて済むようになり利益が増える

・ドライバーがいなくて配達に支障が出る事が減る。

 

 

Amazonフレックスで新規のドライバーを募り、徐々にデリプロにシフトしていく。

 

よくできています。

 

 

 

【Amazonフレックス拡大】オワコン?全国拡大中だが・・・・既存のステーションは?

 

 

 

 

 

 

Focus

法人と契約する事で確実に仕事(お金)がもらえるならば、そっちを選ぶという人が出てくる。
そうした人が増えれば増えるほど、個人のオファーは減っていき、さらに法人に人が流れる
最終的に個人のドライバーは法人が受けきれないオファーを貰うという働き方になる
儲かるのは、UBERと法人契約の経営者になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

データを集める


 

このデータ集めこそが真の目的かも知れない

 

お客情報からドライバーの情報まで

 

・注文する料理

・人気のあるお店

・料金

・年齢層

・注文時間帯

・配達時間

・注文頻度

・注文の多いエリア

・ドライバーがオファーを取らなくなる報酬

さらに

・マンションに住んでいる人の年齢

・マンション別の注文代金

・タワマンに住んでいる人の個人情報

 

全て知る事ができます。

 

このデータはあらゆる事で活用できる事でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

人が困らないくらいに集まったらどうするか?

 

収穫の時になります。

 

 

 

           
 

 

 

法人化する事で

・人を集めれば集めるほど儲かる

・多くなりすぎたら、報酬を減らしていって利益を増やす

・法人経営者は何もしなくてもお金を得る事ができるようになる。

 

新しい働き方ギグワークですら数年でこの展望ぶりです。

 

 

派遣

外国人労働者

ギグワーク

 

搾取しようとする人がいる限り、格差は広がり続ける。

 

 

 

 

これはフードデリバリー や配送だけでは終わらない。

このシステムを模倣してまた違う業界でも同じ事が起こり始めてくるでしょう。

 

 

 

個人の時代と言いますが個人は食い物にされ続けます

 

食い物にされない為には、自分オリジナルのスキルを身につける必要がある。

 

誰でもできる大勢の1人から、自分にしかできない1人に

 

 

 

 

 

 

次回

 

小さな法人がたくさん出てきた結果どうなるか?

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。