【Amazonフレックス|完全撤退?】デリプロが全てを担う可能性

 

 

 

 

2023年に入ってAmazonフレックスのオファーが大幅に縮小されている。

 

Twitterでは、Amazonフレックスが終了する

 

Amazonフレックス稼げない

 

Amazonフレックス取っていたオファーがキャンセルされた

 

など今までにないツイートが多く見られるようになっています。

 

 

 

 

 

実際のところどうなるのか?

 

 

考察していきたいと思います。

 

 

 

 

Amazonフレックス完全撤退?????

 

 

この可能性は非常に低いと思われます。

 

仮に撤退することを決めていたのならば、わざわざ去年末から新規ドライバーキャンペーンを打って、

フレックスドライバーを集めることはしなかったことでしょう。年末過ぎれば毎年閑散期に入りますからキャンペーンを打つこともなく終了させていったと思います。

 

キャンペーンを打つにしても、閑散期を避けて4月以降、5月以降にキャンペーンを打った方が効果的のように思えます。

 

 

 

 

 

なぜ去年の年末にキャンペーンを打って、ドライバーを集めたのか?


 

おそらくですが、大手宅配業者の値上げが関係していると思われます。

 

Amazonは、デリプロ、Amazonフレックスだけでなく大手宅配業者(ヤマトや日本郵便)にも荷物を委託しています。

 

ヤマト運輸は今年4月から運賃を10%値上げすることが決定されています。

 

当然Amazonの荷物も例外なくヤマト運輸に委託すれば運賃が上がることになることでしょう。(10%ではないと思いますが)

 

そこでAmazon自社でのドライバーを増やす事で、商品価格を上げないようにするため大規模な新規ドライバーキャンペーンを打ったのではないだろうか?

 

 

この予想が正しければ、4月頃からまたオファーが増えていくことが考えられます。

 

仮に5月を過ぎても変わらない状況ならば、撤退する人は多くいることでしょう。

 

 

 

 

オファーがない=ドライバーが多いから?


 

今やオファーの争奪戦となっているAmazonフレックス。

 

これは1月になると毎年起こる現象ですが、今年の少なさは過去最高と言えるかもしれません。

 

 

 

・オファーがない。

 

・だけど一人当たりの荷量は最高レベル

 

・オファー時間の短縮  6時間=>5時間30分  8時間=>7時間30分

 

・レスキューの縮小

 

・ギリギリ配れるかどうかというレベル

 

・取得していたオファーがAmazonからキャンセルされる

 

・当日の数時間前にオファーが出る

 

 

 

 

Amazonフレックス 今後もひとりあたりの荷物は増えていく?

 

 

 

 

・このような状況になるとドライバーはどんどん離れていきます。

 

・今までのように稼げない。

 

・荷物の量と報酬が釣り合わない。

 

・デリプリに行けば仕事があるだろうが2〜3時間余計に働いてフレックスと同じ報酬・・・やる気にはなれない。

 

・軽貨物を売却して廃業する。

 

 

 

           
 

 

 

 

せっかくドライバーを集めたのに・・・・・なぜこんなことをするのか?


 

 

これはアメリカでのリセッションが大きく関係していると思われます。

 

 

 

Amazon:::
今年1月に1万8000人を削減。
さらに9000人を削減すると発表。

 

 

『不確実な経済、近い将来存在する不確実性によりコストと人員を合理化する。』

Amazon CEOアンディージャシーが発言しています。

 

 

 

今年3月にはアメリカのシリコンバレー銀行が破綻するという事態に。

 

 

この煽りがAmazonジャパンに波及し、合理化、コストカットに拍車をかけていると思われます。

 

 

 

 

今の状態では、軽貨物を自分で保有してやるメリットは少ないです。

リースで仕事をしている人はさらに厳しい状況になっていることでしょう。

 

 

 

 

 

フレックスを縮小してデリプロに任せたい??

 

 

Amazonの立場からすると、デリプロに全ての荷物を任せた方が楽なはずです。

 

 

フレックスはAmazonが管理しなければならない。(フレックスドライバーのミスはAmazonの責任)

 

 

 

デリプロは、全てデリプロの責任にできる。(Amazonはデリプロに委託した立場だからデリプロドライバーのミスはデリプロの責任)

 

 

 

しかし、消費者は実際のところそこまで見ていません。

 

 

フレックスのドライバーだろうがデリプロのドライバーだろうが、ミスや不祥事が起きればAmazonの名前が全面に出されます。

一般消費者からすれば、どちらもAmazonのドライバーという認識です。

 

 

 

 

 

さらにデリプロの多重下請け構造


 

『宅配 求人』 と調べれば多くの会社が出てきます。

 

大手ECの宅配と書いてあったらAmazonの可能性が高いです。

 

問題なのは、その会社・・・・ただの人材紹介会社だったりします。

 

 

仕組みは

 

Amazon ==>>デリプロ==>>下請け会社==>>下請け会社==>>個人委託の自分

 

 

個人委託なので社会保険も雇用保険もありません。

 

会社が複数間に入ることで報酬が減っていきます。

 

だからデリプロの人たちは、会社が違う人や報酬がみんなバラバラだったりするわけです。

 

 

1日12時間拘束で200個の配達、報酬は18000円????

続くわけありません。

 

 

 

 

 

 

近い将来、大きく報道される可能性もあります。

 

 

           
 

 

 

 

ヤマトの運賃値上げ・アメリカリセッション、デリプロ労働環境問題、これだけではありません。

 

インボイス制度・2024年問題・戦争長期化・値上げラッシュ・インフレ

 

 

 

物流業界、宅配業界は過去にないくらいの激動の数年が訪れます。

 

 

 

 

 

早いとこ撤退して外から静観するか?荒波の中に突っ込んでチャンスを掴むか?

 

荒波に突っ込んだ場合はどちらかになります。沈没するか、大金を手に入れるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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